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【回想中】2016.5 鬱病と診断

こんにちは。

前回に引き続き回想していきます。

2016年5月16日。

上司に心療内科での経緯を話すと、
「診断書もらうのは、会社から紹介した心療内科じゃなくてもいい」
と言ってもらいました。

逆に言えば、こんな事すら自分で判断できなくなっていたという事ですね。
「このままだと本当に自死を選択してしまう。ここからとにかく逃げ出したい」
よいう心理状態だったと記憶しています。

上司の言葉は自分にとっては救いのようでした。

この上司は結果的に当時の職場での最後の上司になるのですが、
最後がこの人で本当に良かったと今でも思います。

さて、そういうわけで自分で別の心療内科を探し、予約をし改めて診察を受けました。

診察結果は、鬱病。

労務不能だから休んでくれと言われ診断書の発行をしてもらいました。

今回の心療内科担当医は受け身のスタンスで、
(私もまともに話せる状態ではないでしょうけども)
私の話を最後まで聞いてくれる方でした。
味方になってくれる人だ、という心持ちになりここでも救われたような気持ちになったのを覚えています。

結果、1ヶ月休職させてもらう事にしました。
スマホで診断書の写真を取り、それを上司のメールに送り、休職が決定しました。

この時は、それでも自分は大丈夫だ。
少し休めば復職できる。とも思っていたので休職期間を1ヶ月にしてもらいました。

処方してもらった薬は、
気分を落ち着けるような効果のものを2種類処方してもらうだけで、
導眠剤には頼らずに自然に眠れるようになるのを待ちました。
ここでの出来事により、導眠剤に恐怖心を抱いていたのもあります。

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この時処方された薬
ドグマチール錠 50mg
レキソタン錠2 2mg
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今回はこのあたりで。
次回は休職生活の事を振り返ります。

[あとがき]
心の病気は同じ病名でも人によって症状は様々なようなので、
自分に合う担当医、薬が見つかるまで病院は探したほうがいいなと思いました。

また、つらいかもしれませんが、
病気の期間中に感じた事、身に起きた事などを
メモ帳などでいいので書き溜めておくのもいいと思います。
書式や形式などなんでもいいんです。

私は日々そうしていました。
・○月○日 今日は死にたいと思わなかった。
・○月○日 今日は食欲があった。
みたいな書きなぐりでいいと思います。

書くことで整理しようという気持ちが出るかもしれないし、
もしブログやSNSなどをやっていてそこに書こうと思う場合は、
文章構成などを考えるようになるかもしれません。

私の場合は、心療内科に通う数日前から、担当医に喋る構成を考えていました。
たぶんその作業によって思考の停止を防げていたのかな、なんて思ったりします。

私の症状として主だったのは、とにかく何も考えたくない。
考えると最終的に死にたいという結論になるから。
という状態でした。

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