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田舎の人も忙しい

今日は知り合いのお家で障子張りのお手伝いをしていました。3人家族ですが、同居されているご両親は91歳と89歳とのことで障子張りは体力的に無理。でも、10年に一回はやらないといけない恒例行事です。

今日は14時から18時半まで作業して8枚。あと12枚残っているので、今月後半にまたお伺いする予定です。朝からすれば1日で終われるでしょう。

やったことない方は「たかが障子張りなんて楽勝」と思われるかもしれませんが、剥がすのも大変だし、のりを塗るのも大変。平行に紙を貼り付けていくのも慎重にやらないといけないので、気温20度くらいでも汗をかきました。もうへとへと。

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田舎暮らしはそれなりに大変です。満員電車に乗らないぶん、休日の草刈りや家での雑務・地域行事など、なかなかに忙しくて「暇だ」なんて言っている場合ではありません。

都会から田舎に来た人は家庭菜園に憧れを持つかもしれませんが、田舎にずっといると、「旅行行きたいけど草むしりしなきゃ」「雑草だらけにするとお隣さんに文句言われる」といったネガティブな面も……。

それでも、自然的な暮らしを送れるので悪いことではありません。ただ、いいことばかりではないよって話です。たまに草むしりをするから楽しいのであって、義務化されたら嫌になるでしょう。

田舎の人だって、平日は市街地で働きに出ています。基本的にどの会社も週休2日でしょうから、休日の2日間で家の雑務や地域行事に参加しなければなりません。しかも、けっこうな頻度で。


田舎アンチではありません。むしろ好きです。


ま、どこにいても大変だよってことです。結婚して子どもがいる家庭は幸せかもしれませんが、不自由で大変なことだってあります。じゃあ、独身が幸せかというと大変なことだってあるでしょう。それと同じで、「田舎暮らしが一番」とは言い切れないし、「都会暮らしは楽」とも言い切れません。

何事もバランスです。


……ということを話しながら、障子を張っていました。障子張りとか、草刈りとか、上手にできたら需要ありそうです。


いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)