日誌「滞在記 : 2日目」 #530
ベーシック・バイキング・ラインナップ
松山市2日目の朝は弱い雨。カーテンを開けて下の通りを見てみると、ヘルメット姿の学生たちが自転車で走り去っていく。自宅近くでは見られない光景だ。いつもより早く起きたのは、せっかく申し込んだ朝食バイキングを堪能するため。眠気を引きずりながら朝食会場へ行くとそれなりに盛り上がっていた。メニューは多くも少なくもないが、ハライチの澤部さんが言うところの“お湯に浸かったソーセージ”や“べちゃべちゃのスクランブルエッグ”などがラインナップされている(良い意味で)。大きい取り皿の上に、アンバランスなワールドを作って食べる。スマートに盛り付けられる大人になりたい。
ランチタイム
今日は部屋に引きこもって仕事をする予定だったので、天候が悪くても問題はない。窓からは山々が見え、その上にはうっすらと雲がかかっている。これはこれで風情があり綺麗だ。午後には雨も止んで、薄曇りのなか昼食を探して外へ出る。ちょっと検索してみたところ“伊予うどん”というものがあるらしく、近くにあったお店へ入った。何を頼むべきか悩んだが、肌寒さもあったので釜あげうどんを注文。ご夫婦で切り盛りしているようで、分業によりあっという間に完成した。メニュー名もビジュアルも「讃岐うどんじゃ・・・」と言葉が出かけるものの、つるっとしたうどんと共に飲み込む。
堪能している間に、若めの男性が入ってきてカウンターに座るやいなや肉入りのうどんを注文した。待っている間は店主に話しかけており、どうやら常連のよう。今日はここのうどんを食べようと決めていたようで、何か面白い表現で話していたのだが忘れてしまった。美味しくいただいてお店を出ると、目の前におまんじゅう屋さんを発見。吸い込まれるように入店してサッと購入。ホクホクで部屋へ戻った。自宅以外の場所で仕事をすると、こういうことがあるから刺激的だ。お陰様でさらに肥えて帰ることになっても仕方がない。純粋な旅行よりも効率が求められるので、その違いもまた楽しい。