見出し画像

iPhone14 ProのカメラとライカQ2

誰しもが携帯しているカメラ

平日におけるアラサー会社員の日課といえば昼時の散歩。在宅仕事に切り替わる前から同じようなことをしていたと思う。今やカメラを持ち歩くのは苦ではない(重量によるけれど)。時にはデジタルに加えてフィルムカメラを持って行くこともあるほどだ。そして、それとは別にもう1台のカメラをつねに持ち歩いている。それがスマートフォンのカメラだ。現在はiPhone14 Proを使っており、センサーは4800万画素とのこと。ただしRAWで撮影しない限り発揮されず、通常は1200万画素で記録されるらしい。

兄弟のセンサー?

昨年、AppleのCEOであるティム・クック氏が来日し、ソニーの工場を訪問した。これまで「iPhoneのカメラセンサーはソニー製」と非公式な結果はあったものの、いきなり公式で、しかもCEOが明言したということに驚く。一方、こちらは公式な発表はないと思うが、ライカM11のセンサーはソニー製なのではないかという話がある。同じセンサーが載っている(かもしれない)a7R Vは定価が55万円と、価格ではかなりの差が付いている印象だ。と、ここまでは会社員の戯言で、iPhoneのカメラも好き(唐突すぎる)。

iPhoneに限らずスマートフォンのカメラは出来過ぎなレベルに達しているのではないか。個人的な是非は別として某“消しゴムマジック”という編集機能もスマホ内で完結してしまう。写真を撮るにはいざ撮ろうと思ったときにカメラがないと無理なわけで、その点でもスマホは便利で簡単だ。特に晴れの日、植物を撮影してみるとフルサイズ一眼などと一見では分からないレベルの写真が撮れる気がしている。仮にM11があってもセンサーサイズなどが違いすぎるので比較にはならないが、Q2の写真と緩く比べてみたい。

iPhone14 Pro
Leica Q2

Leica Q2
iPhone14 Pro

楽しみ方

iPhoneの写真(LAWではなくポートレートモードで撮影)はiPhone内で適度に編集し、Q2の写真(JPEG)はLightroomに突っ込んで適度に修正したものとなっている。また、F値はどちらも同じ値に合わせているが詳細は異なる。青々とした葉の写真は、やはり瞬時にどちらか分からないような気がした。桜の写真は画角も異なっているが、花びらの発色で何となく違いが分かる。ただ、言われてみればそうだけれど、友人が「ミラーレスの写真なんだ」と言ってきたら「そうなんだ〜」と答えてしまうかもしれない。

私、アラサー会社員としてはカメラ自体に優劣をつけていない。10年前のコンデジや80年代のフィルムカメラでも、自分がしっかりとしていれば素敵な写真は撮れると思っている。美しさとか表現は1つではない。iPhoneがベスト!とかQ2が最高!とかではなく、スナップにおいては自分の気持ちや体調に合わせた無理のないデイリーカメラ選びが重要なのではないか。そして、いつもと違うカメラで撮影してみると新たな難しさに直面したりする。それがまた楽しいところで、写真の奥深さのような気がしている今日この頃です。

これまで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?