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イタリアの大学はリモートで授業を受けられてます。

イタリアでは、ロックダウンが3月10日から約2ヶ月続き、ようやく少し緩和ムードになってきました。

その間、大学や大学院の教育機関で授業はどうだったかというお話です。(そしてこれからもどうなるのかというお話です。)

これまでは問題なく遠隔授業

これまでは問題なく遠隔授業が受けられています。

具体的には、マイクロソフトのteamsを使った授業です。

このあたり、ロックダウンが起こったあたりから、大学当局とロンバルディア州で適宜会議を開いたり、その模様が逐一メーリングリストで回ってきたりとかなり組織的に対応がなされています。

Polimi(ミラノ工科大学)は、学生数が数万人いるマンモス校ですから、仕組みは割としっかりしているのか、大企業的なパワーがあるなと感じますね。

一方、スケジュールは、多少圧縮されました。全8回の授業が6回になる、みたいなイメージです。

また、ゲスト講師が海外から呼ばれてくるはずでしたが、これも遠隔での対応となりそうです。こういった目玉講義でせっかくの機会に有名教授の授業が生で受けられないのが、本当に残念です。(贅沢は言っていられる状況ではありませんが、学生はみな一様に残念がっていますね。。)

ウェビナーも開催されました。これはブログに書きました。
https://yasuyukihayama.com/business-in-the-new-normal/

研究指導も遠隔で継続

博士論文担当の教授陣とのミーティングは、遠隔で継続指導を受けられています。

これは、サラリーマンの仕事と同じような感覚ですね。自分で仕事のスケジュールを決めて、上司にレビューをもらうタイミングを設定して、フィードバックをもらうようなイメージです。

この点に関しては、全く不便を感じません。むしろ、時間ができたことで、はかどっているように思います。

これからもしばらくは遠隔授業、、と思われる。

これからは、ということですが、やはりすぐには開校はされないようですね。9月入学のタイミングに合わせて、今年はしばらく遠隔になりそうです。

チャオ、グラッチェ。


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