こばおん(ゆー)

最近はアイドルのヲタだったり、ラグビーのオタクだったり、教育のライトなオタクだったり。…

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最近はアイドルのヲタだったり、ラグビーのオタクだったり、教育のライトなオタクだったり。企業→NPO→せんせい→教育委員会

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卒業したあなたたちへの手紙

「現場を知らない」 敵意や悪意のあるなしに関わらず、学校コンサルをする中で、上記の言葉を学校教員から何度も言われてきた。 教育改革の本丸とされてきた高校改革、トリガーとしての高大接続改革、義務教育課程における学習指導要領の改訂など、2020にむけて動いてきた5年間。 教員を経験したことがないだけで、シャッターを閉められてしまうことは双方にとってあまりにもったいない。 今後のキャリアとして、「先生してたんですよ」と言えた方がよいだろう。 そんな思いもあり、1年間(長くて

    • 水曜日のカンパネラとPOEMと正欲

      浅井リョウさんの『正欲』という小説を読んだことがあるだろうか。映画化もされているが、小説版とはメッセージの基軸が少しだけ違うように感じる。その小説の書き出しの文を引用した。 映画は様々な性質上、「つながり」に焦点が絞られている。佐々木と夏月の性欲と関係性を中心にストーリーが展開する。 小説版はもう少し鋭く「普通」を抉りにくる。何を軸に抉りにきているか、言葉にするとしたら「愛」だと思う。性愛であり、正愛である。 小説版単行本の解説で臨床心理士の東畑先生はフロイトの引用で書

      • アイドルの時代は必ずくる

        はじめに「推し」や「ヲタ」を堂々とアピールできるようになったのはいつからだろう。 アイドルの現場に飛び込んで半年、なんとなく(地下)アイドルも市民権を得ていく過程にある雰囲気が漂っている気がしているので、自分の中で整理しておきたい。 noteは論文ではないので、ちゃんと文献をあたればなんとなく先行研究もありそうだけど、2回に分けて感覚的な話、そしてアイドル現場に新規で入るハードルを自分が忘れる前に残そうと思う。 男子校の男子目線、鬼の主観だらけだけど。 わきまえていた

        • 10日間の振り返りとマイナマインド

          石川県を離れる仕事を詰め込んで、(1日目の移動日入れて)9日間の遠征をする予定だった。 だけど、マイナマインドさんがどうしても気になって10日目が発生した遠征の振り返り。 4000文字くらいに収めるけど、ジャンプもできるようにしとく。↓ 2日目:ジョジョミュ改めクロスボーダーラグビージョジョの奇妙な冒険が好きだ。 5部が1番好きだけど6部もアツい。もちろん3部も好きだ。2部も負けず劣らず面白いし、4部も当然捨てがたい。 そんなジョジョの始まりである「ファントムブラッド」

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          愛はどこへもいかない(日向ハル生誕祭2024)

          セトリ飾りじゃないのよ涙は/中森明菜 ニュー・アタラクシア/フィロソフィーのダンス どこまでも ~How Far I'll Go~(モアナと伝説の海より) ウン・ポコ・ロコ(リメンバー・ミーより) 落日/東京事変 【コラボ】 サンバーント・ロマンス/フィロソフィーのダンス …恋におちたら/Penthouse 未来予想図Ⅱ/DREAMS COME TRUE Don't Stop Believin'/Journey 田園/玉置浩二 ダンス・オア・ダンス/フィロソフィーのダンス

          愛はどこへもいかない(日向ハル生誕祭2024)

          「おめでとう」より「ありがとう」が先に。(シーオン6daysとエンタメと)

          ※ほんの少し重くなりそうな文章を、極力軽く書く所存。 ※※ツーマン終わりに構成考えてたんだけど、ワンマンラストでふっとんだ!!シーオンさん、メジャーデビューおめでとう!!! エンタメのイメージエンタ…まで聞くと「エンタの神様」が頭に浮かぶ世代の人間である自分にとって、エンタメはファストフードの消費に近いイメージがある。 エンタの神様やレッドカーペットのショートネタが長く感じるほどに、短い消費用コンテンツが溢れる時代になった。 TikTokだけでなく、YouTubeでも

          「おめでとう」より「ありがとう」が先に。(シーオン6daysとエンタメと)

          2024年にやってみたい10のこと

          なんだかnoteのお題投稿が4本溜まっていたので、5本目を書いてみる。 ① 個人事業主の登録 ありがたいことだけど、多分、確定申告やらなきゃいけなくなる。だったら今後のことも考えてチャレンジしてみたい。何も分からないけど。 ② 全国規模のイベント統括 これはもう1本決まってるから若干ずるい。あと2本くらいは企画しなきゃなとは思ってる。めんどくさいけど。 ③ 自治体の大綱や基本計画の策定 これは2自治体くらいで関われるといい。行政ぽい、面白くないやつにならなきゃいい

          2024年にやってみたい10のこと

          奇跡が起きませんように(新年の祈り)

          2024年がはじまった。 はじまった途端、色々あった。誕生日や転職の時よりも色んな人から心配のメッセージをいただいた。自分の地域は、大きな被害はない。 亡くなられた方のご冥福と、被害にあわれている方の心身の安全をお祈りしております。 -- フィルターバブル回避の意味もあり、旧Twitterのアカウントは5つで回している。 何千いいねが付くアカウントもあれば、情報収集のみのアカウントもある。 その中で、プライベート垢の次にプライベートに近いのは細々とはじめたアイドル・ゲーム

          奇跡が起きませんように(新年の祈り)

          灯る。【C;ONと2023年】

          2023年は自分の人生にとって、仕事でもプライベートでも大きな変化があった年だった。 そして、下半期大きく人生の彩りを変えてくれたのはアイドルだった。(シーオンとフィロのスがアイドルなのかはまだよくわかっていないけど) アイドルはむしろ苦手だったボカロや音ゲー、アニメがそうであったように、あるいはラグビーや教育がそうであるように、自分はハマったものは長い時間追いかけ続けるオタク気質であることは知っていた。 ただ、アイドルにはハマらなかった。なんならあまり好きではなくて、音

          灯る。【C;ONと2023年】

          アイドルから教育現場が学ぶ、場をつくるということ(完結)

          【アイドルの現場から学んだことの整理】 (1)では、全く接点のなかった"アイドルの現場"になぜ顔を出すことになったか。 (2)では、なぜアイドルにハマることになったかを書いた。 一旦、4ヶ月のプロジェクトの終着点として(3)で完結としたい。 教育にも推しの概念を例えばアイドル。好きな人なら、もちろんグループメンバーの名前を覚えているし、どんな特徴かも言えるし、なんなら歌も大概覚えている。 そして、推しを見つけられるともう少し前のめりになれる。記事とか、ブログとか、SN

          アイドルから教育現場が学ぶ、場をつくるということ(完結)

          アイドルの「観客」から「ファン」になった気がした日

          めちゃくちゃ主観だけど残しておきたいと思った。 個人的にそう感じたよということなので色んなファンの形があって当然だし健全だし、正解とか押し付けとかそんなつもりは全くないという前提。 「観客」という言葉の個人的な感覚自分自身はスポーツの現場でも、教育の現場でも、行政の現場でも「観客」を減らそうとしてきたキャリアだなぁと思っている。 ここで言う「観客」とは、サービスを享受することを前提とした受動的な関わりの人のイメージ。 カスタマーとか、評論家とかという言葉を同じような文脈で

          アイドルの「観客」から「ファン」になった気がした日

          自分はアイドルには向いていないから、アイドルを武道館で見たい

          当たり前のようにアイドルには向いていない自分。 これは見た目がどうとか、歌がどうとか、ダンスとか年齢とか、そういう話じゃない。 マインドとして、アイドルに向いていないだろうなと思う。 自分はアイドルには向いていないもしも自分がアイドルだったとして。 同じ土俵でやるなら、1番になりたい。 自分がもしアイドルやるとしたら、誰かの圧倒的1番になりたいと思う。 もちろん売り上げも大事。ただ、お金に関しては人によって様々な事情があるので、どちらかというとファン1人ひとりの頭に占める

          自分はアイドルには向いていないから、アイドルを武道館で見たい

          全員優勝の花束を(サンボ@横アリのセトリと感想と)

          自分は「本当に頑張っているところ」とか、「弱いところ」とか、「可哀想なところ」とかをあまり人に見せたくないと思っている節がある。要するに「ダサいところを見られたくない」というダサさを抱えて生きている。矛盾。 そんな人間が、流れる涙も気にせず、音程もあっているかわからないまま大声で1万1580人と一緒に「愛と平和」を叫んだ夜の話。自分用のセトリメモ。 「0」の記憶スタートの60秒前からスクリーンでのカウントがはじまり、アリーナからも手拍子とカウントダウンの声が聞こえる。

          全員優勝の花束を(サンボ@横アリのセトリと感想と)

          いつか来るその日、最推し以外の表情を見てきっと泣く。〜フィロソフィーのダンスというアーティストについて

          はじめに2023.08.20 仕事のプロジェクトの一環で、一度も関わったことがなかったアイドルのフェスに演出を学びに行き、そこでフィロソフィーのダンスと出会った。 結局、その後のGratest 5 Party 2023 ツアーで金沢に帰ってきたタイミングでハマり、同ツアーで計8公演に参加することになる。 -- 基本的には、ざっくりの構成と終わりが見えた状態で文章を書き始めることが多い。今、文章の最後の情景が浮かんで、大阪公演の余韻も相まって泣きながら書きはじめてる。 長くな

          いつか来るその日、最推し以外の表情を見てきっと泣く。〜フィロソフィーのダンスというアーティストについて

          アイドルから学ぶ、場をつくるということ(2)

          かがやきフェスに行った 金沢で行われたアイドルフェス。 1日ずっとはキツそうだし、アイドルの現場ってコールとかあって怖そうだし、何チームか見れたらいいかなと思って参加。 TikTokで気になり、数曲聴いたことがあるFRUITS ZIPPERと、開催地ということでほくりくアイドル部が見れたらいいかなくらいの感覚で席に着いた。 その1発目(正確にはちびっ子のチアみたいなのに続いて2組目)で、「これは…すごいかも?」となった。と言うか、気づいたら泣いてた。隣で一緒に行った人も泣い

          アイドルから学ぶ、場をつくるということ(2)

          アイドルから学ぶ、場をつくるということ(1)

          【アイドル現場に行くきっかけの話】 民間企業に就職し、NPOを経て教員になっていたが、30歳になったタイミングで、先生をしていたところから一転、とある教育委員会で教育改革的なことを推進する立場になっている。 先生という職業を選ぶ人は、他の仕事と比較して良くも悪くも「自分が!」という気持ちが強いように思う。 "教師は5者たれ"と言われてきたけど、やっぱり授業の主役が教師側である時代が長かった。 本当の意味で子どもが主役の授業にするためには、演出とかディレクションとかマネジ

          アイドルから学ぶ、場をつくるということ(1)