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好きな音楽のこと〜カイジューバイミーが加わった〜

再びライブというものに行きはじめてから約1年。
(アイドル系フェスにでるグループで)大きな衝撃を受けた3つめのグループ、カイジューバイミーについて。
まあ別に好きになることに理由なんかないんだけど、なんとなく自分の好きな音楽を整理したくなったnote。

ざっくりと、好きな音楽変遷

流行りものはほぼ確実に聴いていたし、友だちの影響で聴いてきた音楽もたくさんあるので全ては書けないけど、どっぷりハマったものを。

どっぷりというのは、その時点で出てる曲で回収可能なものはほぼ全部聴いて、グッズやCDを自分で買いたいと思って、ワンマンライブにも行った上で(何組か行ってないグループ混ざってるけど)、次のツアーでも遠征で追いかけたいと思った人です。
その中でも本当に人生に色濃く影響を残してるグループは太字。

小学生

ポルノグラフィティ
ORANGE RANGE
風味堂

初CDはポルノの赤りんご、初ライブはレンジだったな。客層怖かったイメージある。
あと、風味堂の「ナキムシの歌」にめちゃくちゃ励まされてた。小学生ながらに。

中学生

RADWIMPS
SOUL'd OUT
相対性理論

中学生の県選抜の合宿で、1番上手いやつの目覚ましが「夢見月に何想ふ」だったんだよな。起きなさすぎてほぼ1曲聴いてハマった。

そしてなんと言ってもSO。定期的にヘビロテ期間がくる病気についてはこの文章に全部書いてある。

「カッコいいかどうか」は他人軸じゃなくて、自分で決めていいんだと初めて明確に意識したのはSOが意味わからなさすぎたせい。意味はわからないけど、めちゃくちゃカッコよかった。

高校生

マキシマム ザ ホルモン
10-FEET
ウルフルズ
The Black Eyed Peas
ボーカロイド(これは全曲は無理)

明確に、最も苦しい時期に毎日聴いていたのはホルモン。ホルモン聴いてなきゃ「いい子」でいることに耐えきれずに多分潰れてたな。ホルモンのおかげで京都大作戦にも出会えた。

あとは、ボカロ。コロナ禍も欠かさずにライブに行ったのはマジカルミライだけだな。ボカロそのものと同じくらい、歌ってみたとかニコニコ動画にハマったのも大きかったな。

大学生

Cocco
サザンオールスターズ

漠然と「我々は20歳で一緒に死ぬんだろうね」って友だちと言ってて。
そんな僕たちが20歳以降も生きてていいかもなってなったのはCoccoと浅野いにおの影響だと思う。
病んでもないのに、あの思考はなんだったんだろう?中2病かしら??

あと、人生で最高に楽しかったライブTOP3にサザンは100%入る。桑田さんエンターテイナーだった。

社会人

(コロナ前)
Maroon 5、パスピエ、Creepy Nuts
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(コロナ禍)
BiSH、ヒプマイ、プロセカ、MOROHA
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(コロナ後)
フィロソフィーのダンス、サンボマスター、C;ON

社会人の最初、体も心も疲れ果ててたところから転職して、だいぶ回復したと思ったらコロナ狂想曲だったからやっぱり影響でかいな。

そして、書いてて思ったけど1年足らずでフィロのスはSOとかホルモンとかの序列まで来たんだな。一生好きやんそんなの。
日向ハルさんが別格というか、別軸で好きなんだけど、グループとしても今ダントツでライブに行きたいと思ってる。できれば曲をいっぱい(18〜22曲くらい)やるワンマンライブに行きたい。

そして実は2024年、シーオンは17回ライブを見ているので、今のところトップ。すごい。

この後、沼りそう

Chevon
BOYS AND MEN
カイジューバイミー←🆕

マイナマインドはワンマン追っかけたし、水カンもふるっぱーも武道館ワンマン行ってグッズも買ったけど、沼までは行ってない感覚。Chevonワンマンはハズレすぎて1カ所だけど行ける予定。AdoやYOASOBIもこの後ワンマン行くので、入ってくるかも?

ボイメンさんについても最高に楽しかったので絶対に残しておきたい。
そして、ようやくカイジューバイミー。
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カイジューバイミーと出会った

上手く表示できないから画像にリンク貼った

仕事が遅くなった日にたまたま菜月さんのSHOWROOMを見て、「自分たちのライブが最高だった」って話をボソボソとしてるのが気になって、YouTubeで何曲か聴いてみた。
ちょっと権利関係あやしいから載せないけど、TIFの『フリージア』の映像でMCと歌を聴いて「ライブに行ってみたい」と思い、ワンマンツアー大阪名古屋のチケットを衝動買い。

この時点では、最初に出会うきっかけとなった菜月さんの声とエレナさんの歌のバランスがいいのかな、という印象。
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カイジューバイミーをみた

ライブ行く予定がない週末に、関東出張入っちゃった石川県民。
珍しく"ライブに行ってない週末"もありかなぁと思っていたところ、

上手く表示できないから画像にリンク貼った②

こんなポストが流れてきた。
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ということでチケットをとり、新国立競技場から直行。

56486人!いい試合だった!!
日向ハルさんもいたことがわかった!嬉しい!

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カイジューさんはじめましては、新宿LOFTでのリリースパーティー。

黄色いLOFTでリリイベがあるのかと思ってた。
違った。

久しぶりのボッチ現場。
衝撃。口あけっぱなしだったと思う。

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カイジュー、初見の感想

まずスタンド・バイ・菜月さん。過集中で入り込める才能、そして入り込んだ状態で表現できる才能。
あの表現が表出できずに人間関係で苦しんでる子たちを山ほど見てきたからこそ、圧倒的に表現できている姿に涙が出る。
でも、ここまで来るのに苦しかった時もあるんじゃない?と思ってしまう。余計な妄想。
傷つかないでね。ずっと生きてね。と、思いながら見てた。

スタンド・バイ・エレナさん。もちろん、歌声を安定させられる力はあるんだろうけど、だけど、勢いと熱があった。
動画だけではそこまで受け止められていなかったけど、なんというか「きっちり、丁寧なお姉さん」ではなかった。あの瞬間に対する想いがあって、その気持ちのたかぶりをパフォーマンスにぶつけることができる思い切りのよさがあった。スポーツとかでもそこの壁って結構高くて、もって生まれたものなのか後天的な力なのか知りたい。

スタンド・バイ・華希さん。こういう衝撃を受けたライブって、曲とかビジュについての情報は処理しきれずに頭から飛んでしまう傾向が自分にはあって。
そんな中、あの激しさとかっこよさの空間でちゃんと「可愛い!!」って認識できる場所を作ってくる凄さ。見た目も可愛いし声もアクセントになるんだけど、激しくてロックなコンセプトが崩れないまま可愛いも出してくるの、才能だなと思った。あと、ちゃんと視野広くてアイドル力みたいなものもある。

最後にスタンド・バイ・ミーアさん。実はこの日、1番衝撃を受けたのはミーアさんだった。パワーが!!!すごい!!!ほとばしってる!!!
まず、シンプルに声が強い。大きさとか太さとか色んな観点あるんだろうけど、エネルギーのってる感じ。あと、動きも強い。これも、キレがあるとか動きが大きいとかあるんだろうけど、なんだかエネルギーあふれてる。
動画では全く気づけなかった。ミーアさんを生で感じるだけでも、ライブの価値あると思えるくらいパワーがあった。

あ、ライブに行くべきグループだわ。という、感想。
その日発表された対バンにも行こうと決めた。
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BiSさんとの対バンをみた

1番後ろだったけど、
入れ替えで真ん中の方まで行けた

文字通り、登場から最後まで泣いてた。

BiSと研究員が前半でつくった温度、負けたくない、見つかってほしいと願いながら後半のカイジューをむかえた会場の熱、BiSに触発されたかのような本人たちの気合い、歌そのものの強さ。なんだか色々混ざり合って、凄いものをみた感覚があった。

3大泣きっぱなしだったライブにノミネートされちゃうレベル。
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愛、壊滅ツアー

大阪

自分にとっての初ワンマンは大阪

アクスタ可愛い!全員そろえちゃった!

Monkey hotel morningとか最高すぎてずっとニコニコだったんだけど、RAIGEKIのタイミングで音響トラブルがあった。

一般論として、"入り込む"状態ってかなり消耗するから、出たり入ったりを気軽にするイメージはなくて。だから、強いこだわりの最中の想定外の中断は苦しいだろうなぁと勝手に想像したり。

そんなことも引っくるめて、愛を"言葉で"伝えようとしてた菜月さんのMCからの『I love you』
ここで大号泣。雰囲気的には周りも多くの人が泣いていたような感覚。
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特典会で、菜月さんが「カイジューはたくさんぶつかってきた。だからこそ、3年間続いてるのは本当に奇跡みたいなもの。フジテレビの番組で過去の様子も流れると思うから、昔のカイジューを知ってほしい。」と教えてくれた。

直感的に、そうだろうなと思う。
同じクラスにあの4人がいて、近づけてしまったらぶつかって崩壊していく想像が簡単にできる。なので、多分本能的に近づかないタイプじゃないかな、と思った。

「ちゃんとやろうよ」「どう考えても自分が正しい」「なんでわかってくれない」「意味わかんない、もうどうでもいい」そんな言葉を飲み込んで、もしくは菜月さんが言うようにぶつけあって3年間も届けてきたんだな。凄い。

ミーアさんが「カイジューはまだまだ行きたい場所がたくさんある。金沢もツーマンで見つかって、きっとワンマンにも呼ばれるようになる!」と約束してくれた。カイジューバイミーの音楽に救われる人はたくさんいると思う。大きくなってほしい。
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名古屋

2日連続でライブとっておいて本当によかったと思った名古屋のライブ。

特典会で「大阪と名古屋は2日間で1つのライブとしても捉えられるようにセトリを考えた」と教えてもらった。まじ天才だなと思った。

絶望にもファンファーレは響く→永遠のメロディで号泣。

エレナさんだけ泣いてるところをイジってきたチェキ

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特典会で華希さんが「出会ってからまだ短いかもしれないけど、過去も今も全部抱きしめてあげたいと思ってる。そうやって救われる場所になりたいなーって思ってる」って言ってくれた。

ここで、最初にだらだらと書いた「好きな歌手」の変遷と繋がるんだけど。
多分、昔の自分が今好きなアイドルたちと会っていても斜に構えてちゃんと受け入れられなかっただろうなと思う。

ホルモンや、10-FEETや、Coccoに救われたあの時の自分。キラキラした世界に中指たてながらどこかで入れない自分をみじめにおもって、でもサンボや、ブルーハーツや、忌野清志郎のロックに救われてきた自分たちを抱きしめてあげられるのがカイジューバイミーの不調和で不安定な爆発力なのかなぁと感じた。そんな名古屋。
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カイジューバイミーを見たい

次は8/9、金沢でジエメイさんとのツーマン。
菜月さんに「次会うときはヒゲがないかも!」と伝えたら、「認識できないかも」と言われたのでヒゲで認識されてる可能性ある。そのときはちゃんと自己紹介しよう。

こけら落とし公演!!

長い文章になっちゃったけど、結論カイジューバイミー最高だったから東京までもちろんライブ浴びに行くし、全国色んなところを回ってほしい。できれば北陸にも何度かきてほしい。(急に欲望)

なんだかヒップホップもロックフェスも、美少女アニメもBLも。SNSの影響もあって全部がキラキラしてるように感じちゃって。それは悪いことじゃないんだけど、昔アングラサブカルに救われてた層、キラキラな中心部に近寄れない人たちはどこに行けばいいんだろうって。

でも、真正面からぶつかってるカイジューバイミーの4人をみて、まだいけるんじゃないかなって思った。
きっと、4人の個性がぶつかって鳴らす音で救われる人がこれからもいると思う。だから、いけるとこまでいってほしい。
心からそう思いました。

余談ですが、フロアもとてもいい。
全力だけど、矢印が自己顕示にむいてない感じ。

【追記】気になった方はこの2曲だけでもみていただいて!!

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