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英語に関するQ& A(46)「One of the most」の後に続くワード

本を出版しました。 英会話のやり直しと土台作り


2000年から現在まで20年以上、英語を教えたり、留学カウンセリングをしたりしながら沢山の英語に関する質問に答えてきました。その経験をコツコツと書いていきますのでよろしくお願いします。


リスニングに役立つ

「One of the most」の後に続くワード


「One of the most」の後には、ある程度決まったワードが続くはずという文法的ルールがあります。

そのルールを知っているとリスニングの際に役に立ててもらえると思います。

2つの基本的なルール


①まずは”one of” の後には複数形の名詞が続くというルールです。


例えば、”one of his novels”=「彼の(複数の)小説のうちの一冊」のように使います。


②次に”the most”の後には基本的に2音節以上の形容詞か副詞が続くというルールです。


例えば”the most (expensive) car in the world”=「世界一(高価)な自動車」

*ちなみに音節というのは大まかにいうと、単語の中の母音の数だと思ってください。例えばbigという単語は1音節です。
つまり、”one of the most” の後には2音節以上の形容詞か副詞が続き、さらに複数形の名詞が続くと予想して聴く事ができるので、後に続く単語をある程度限定できます。


英語のリスニングは、聴き取るための能力はいくつかの要素を知っているとより精度が増します。英語(外国語)を聴き取るには、主に以下の要素が重要だと思います。


①語彙力
②発音のルール(リンキング、リダクションなど=音の連結や脱落など)
③文法のルール
④話し言葉独特の表現方法
⑤話している人の出身によるアクセントの特徴や癖
⑥会話している状況、場面、背景


何度もお伝えしているかもしれませんが、③の文法的な知識は知っておくと地味にリスニングに役立ちます。

さらに⑥の会話の状況、場面、背景、この2つを組み合わせるだけでもある程度の発言の内容を絞ることは可能です。

最後に、当たり前かもしれませんが、
⑦経験値これが一番の重要要素といえるでしょう。

沢山話す機会、聴く機会を持つことがリスニング力を高める最大の要素と言えます。

話すのも自分の音を聴く機会になるし、他の人が話す音との違い、表現の仕方の違いを認識する事にもなります。


リスニングにおける文法の重要性はVol.7 でも触れていますので一度ご覧になってみてください。


記事の内容に関するご質問はコメント欄にお気軽にお寄せください。

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