見出し画像

虫嫌い、巨大な蛾と格闘するの巻

インドに住むことになって言語や衛生面、治安も不安だったけど、それを上回るはるかに怖いもの、虫。

アリですら怖い私にとって、家に虫を発生させない対策というのは、日本にいる時からの重大ミッション。

湿度が高いのが一番いけないと聞いてからは、特に夏場は除湿を心掛けていた。


インドに来てから、すでに家の中で何回か虫に遭遇。

日本と違って蚊による病気も怖いし、網戸も頑丈じゃないので、基本窓も開けない。

意味があるかはわからないけど、やらないよりはマシという考えで、除湿代わりにファンや換気扇を常に回すようにはしている。

が、どうしても対策ができない場所が1か所ある。

それが、勝手口。

勝手口に洗濯機が設置してあるため、強制的に屋外に出なくてはいけない。

最初は気付かなかったけど、よく見ると虫(おそらく蛾)のたまご的なものが壁のあちこちにあって、「まだ虫になってないから大丈夫」と何度も自分に言い聞かせて先日たまごを削り取った。

たまごを削り取った報復なのか、本日、今まで見たことがないサイズの蛾が勝手口のドアの近くに止まっていた。

知らないふりもできるけど、知らないふりするには恐怖を感じるレベルのサイズ。
そしてまた、たまごを産み付けられては困る。

今日のインドは祝日でお休みなので、ソファで昼寝をしている夫に助けを求めたけれどスルー。

頼りにならないので、自分でやるしかない。

家の中から少しだけ勝手口のドアを開けて息をフーフーふきかけてみたり、色々スプレーしてみたりして、ようやくどこかへ飛んで行ってくれた。

やっと大丈夫だと安心したところ、今度はなぜか周りに蚊がいっぱい。

今までこんなことは一度もない。

いつも朝する洗濯が、今日は珍しく昼過ぎだったから機械の熱気でも上がってきたのか。

とりあえずインドには屋内外問わず、天井にファンがついているので、勝手口も回すことにしたけれど、夫に電気代がかかるからと止められてしまった。

このファンが天井のあちこちに付いている。

「私が虫でギャーギャー騒ぐのと、電気代が少し高くなるのと、どっちがわが家の平穏を保てるの?」と詰め寄ったら苦笑いしてごまかされてしまい、プリプリしながらこのnoteを書いている笑

幸い折りたたみの大きなバケツがあるし、シャワールームだけは広いので、洗濯機を使わずに家の中で手洗いしようかと一瞬本気で思ってしまった。

まだ暑さのピークじゃない時期にこれなので、インドの真夏を想像すると今から恐怖しかない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?