インドのモンスーンが想像以上にカオスだった

とうとうインドにモンスーンやってきた！みたいな記事を書いた数日後の今日。

初めて長時間雨が降り続けた。

今日はまたいつものごとくサンデーモーニングジプシーになった後に、夫と合流し、ショッピングモールへ。

ショッピングモールに着くちょっと前から雨が降り出し、1時間半後くらいに用事が終わったのだけど、その間もずっと雨は降り続いていたようで。

わかるだろうか？
全身白に身を包んだ男性のスネあたりまで
水が溜まっている。

たった1時間半で道路が川。

私の地域では1番か2番を争う大きさのショッピングモールの真裏がこんな状態。

日本だったらニュースになるレベルだ。

でもインドでは日常らしい。

しかも、レインコートや傘を持つという習慣もなさげ。

レインコートを着てるのは、ショッピングモールの警備員と、デリバリーのドライバーさんだけ。

バイクを全身ずぶ濡れのまま運転し続ける人
とりあえず雨宿りしてる人
もう諦めて？雨の中地べたに座っておしゃべりしてる人
水浴びし始める子どもたち

カオス。

私もそうなんだけど、日本だと雨が降るとちょっとテンション下がる人が多いと思う。

でもインドの人は雨を受け入れているというか、ありのままを受け入れていて楽しそう。

みんなずぶ濡れなのに笑ってる。

今日運転してくれたドライバーさんも、運転が終わったらバイクで雨の中長時間かけて自分のお家に帰らなきゃいけないはず。

それなのに私たち夫婦の外出が思ったより早く終わったからか、「もう帰れる〜♪」モードで鼻歌歌ってご機嫌だ。

私だったらいくら仕事が早く終わっても雨の中帰るのは嫌だ。

きっとインド人と日本人では雨への感覚が違うのだと思う。

ちなみにこの記事は、ショッピングモールから帰宅した後に自宅で書いている。

窓の外を見ると、まだ小雨だというのに、屋根があるからか向かいの棟の人が優雅にバルコニーでお茶をしている。

雨でも楽しく過ごせるインドの人たち、羨ましすぎる。

なんだか私まで楽しくなってくる。

それでも川ができるほどの雨が降る中で、夫不在の平日にお出かけするのはちょっと不安だ。　
もしも道が通れなくなってしまったり、雨で車が故障したりしたら怖い。

海外でも細かい天気の予測ができるアプリを慌ててダウンロード。

しばらくは雨をチェックしながらお出かけのスケジュールを立てることになりそうだ。