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やまなしフューチャーセンターをつくろう

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大学と地域との関わりをどうつくりあげていくのか。従来の大学とか団体の枠組みを超えた緩やかなつながりが必要だと考えています。大切な問いをつくり出していく場という視点から「フューチャ…
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大学が新たな学びの場所をつくるにあたり、学生に送ったメッセージ

大学が新たな学びの場所をつくるにあたり、学生に送ったメッセージ

2018年12月22日、山梨県立大学は、甲府駅北口に新しい学びの拠点を開設します。
名前は、『Casa Prisma』(カーサ・プリズマ)

1階は、カフェやコワーキングスペースのような空間です(16日現在まだ工事中)。
2階は、壁の全面がプロジェクターのスクリーンで、焚き火(本物ではありません)のセットを囲んで、Snow Peakのキャンプ用の椅子がセットされています。

以下、『Casa Pr

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大学は、地域を変えることができるか?

大学は、地域を変えることができるか?

12月2日に南アルプス市において、多摩大学主催によるやまなしフォーラムが開催されました。メインは、多摩大学学長である寺島実郎氏のお話でしたが、後半のパネルディスカッションに、パネリストのひとりとして参加しました。

テーマは、やまなしの課題と未来。

終盤の会場からの質疑の中で、過去10年間地域は変わらなかった。それは、大学が「評論家」になってしまったからではないか、といった趣旨のご指摘(ご批判)

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その9「南アルプスWAKAMONO大学、スタート!」

やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その9「南アルプスWAKAMONO大学、スタート!」

前回からの続きです。

WAKAMONO大学誕生平成26年の4月、南アルプス市の政策推進課から市民活動センター長に異動となった保坂久さんを中心に、地域リーダー養成講座の実施に向けた検討が進められました。これまでの経緯を踏まえながら、参加者募集のチラシを作成することとなりました。今回の講座に関するデザインは、山日YBSグループ(株)デジタルデビジョンの並木淳さんは担当してくださいました。

今回の取

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その8「箱の話」

やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その8「箱の話」

前回からの続きです。

「箱」から出る南アルプス市での地域リーダー養成講座に大きな影響を及ぼしたものがあります。それは、大学COC事業が始まる1年ほど前に遡ります。当時、仕事で悩んでいたときに、1冊の本に出会いました。

『自分の小さな「箱」から脱出する方法』。

なぜ、その時この本のことを思い出したのか?

私たちは、自分に不都合なことに直面すると、自分のことは棚に上げて、人を非難することがあり

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その7「南アルプスとの出会い」

前回からの続きです。

キックオフシンポジウムを無事に終え、一息ついた3日後のお昼頃、6階にある地域戦略総合センターに一人の来客がありました。

アポはなかったのですが、先日のシンポジウムについてお話を伺いたい、ということでしたので、私が対応することになりました。その方が、その後長いお付き合いとなる南アルプス市役所の保坂久さんでした。

余談ですが、保坂さんに確認したところ、初めてお目にかかったの

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その6「デザインからデザイン思考へ」

前回からの続きです。

設計のデザインとMind Labのデザインを比べると1週間の欧州視察から帰国後、早速、視察先で頂いた資料を読み返しながら、デザインについて調べてみました。すると、いろいろなことが見えてきました。

既に数十年が経過していましたが、私が設計を携わっていた頃にイメージしていたデザインの考え方とは、このようなものでした。

まず、クライアントから建物の設計依頼を受けます。この時点

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その5「デンマークでのデザイン思考との出会い」

やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その5「デンマークでのデザイン思考との出会い」

前回からの続きです。

省庁の壁を超えてつくられたデンマークのMind Labデンマークを訪れたのは、私にとって今回の視察が初めてでした。オランダから深夜のフライトでコペンハーゲンに到着し、駅から徒歩でホテルに行くはずが道に迷い、親切な地元の方に道を教えていただきながらなんとか辿り着くことが出来ました。

翌日は、午前中にMind Labの視察ということで、通訳の方と一緒にホテルから徒歩で施設に向

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その4 「フューチャーセンター欧州視察」

前回からの続きです。

フューチャーセンターの原点は欧州にあり平成25年度、山梨県立大学は、文部科学省の大学COC事業に選定されました。申請件数319件のうち採択数は52件。実に6倍を超える競争率の中を勝ち抜くことができました。山梨県での採択は本学のみでした。翌年の平成26年度には山梨大学が採択されました。

本事業の推進組織として、従来の地域貢献の中心組織となる「地域研究交流センター」とは別に、

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その3「山梨県立大学フューチャーセンターの提案」

前回からの続きです。

フューチャーセンターを大学にもう一つ、大学COC事業における大きな提案、それが未来思考の対話の場となる「フューチャーセンター」の設置でした。

「センター」と名が付くことから、「施設」や「組織」として受け取られることが多々ありましたが、あくまでも対話のための「場」であること、決して大がかりな施設を整備することではないことを説明し、大学幹部にご理解を頂いたことを記憶しています

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その2「原点としてのパトリック・ゲディス」

前回からの続きです。

RPDCサイクルの原点は留学先での出会い実は、私がRPDCサイクルを考えた本当の原点は、随分と昔に遡ります。

30年ほど前、出身地である北海道の大学を卒業後、東京の設計事務所に就職し4年を過ごした後の平成6年、英国への留学を決意しました。決意というと、さも覚悟を決めて留学したように聞こえますが、実はそうではなく、高校生時代からの海外の大学に対する漠然とした憧れを抱いていた

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やまなしフューチャーセンターをつくろう〜その1 「思いつき?、それとも必然?」

ある日、やまなしに「フューチャーセンター」をつくろうと思いました。

単なる思いつき?、と思われるかも知れませんが、実際のところ、そうだとも、そうでないとも言えます(笑)。

今こそ、やまなしにフューチャーセンターが必要だと強く思ったのは、確かに一瞬の閃きなのですが、そこに至るには様々な経過がありました。この「思いつき」は、ある意味、必然なのかも知れないと感じています。

そんなこれまでの経緯を振

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