シェア
四流色夜空
2021年5月24日 02:15
「放浪」を軸に、ベケットの小説(戯曲は2本だけ)をいくつかの観点から考察している小論集。先に断っておくが、僕はベケットの戯曲は結構読んでるが、小説の既読は二冊のみ。「モロイ」と「マーフィー」。積読本には「マロウンは死ぬ」「並には勝る女たちの夢」。ベケットの小説はとにかく長くて苦しいから読み終えると読み終えた達成感でいっぱいになり、内容をほとんどなにも覚えていない、ということがままある。なの