ママに必要な栄養素を調べてみた。

タンパク質、葉酸、亜鉛、鉄など産後のママにとって必要な栄養素はよく耳にするが、分かりやすくまとまっているものがない、、、
そんなことに気づき、簡潔ながらも、主要な栄養素を網羅する形でまとめてみました。
もちろん、ママだけでなくダイエット中の方等にも必見！
是非、最後までご覧ください

【タンパク質】

タンパク質は、産後のママだけでなくヒトに不可欠な栄養素。出産で傷ついた臓器や筋肉をつくりなおします。疲れている身体には毎日摂取が重要。

【カルシウム】

赤ちゃんの歯や骨の形成には、ママのカルシウムを使用。そのため産後は歯や骨がもろくなり骨粗しょう症の原因になる場合も。また、カルシウム不足で高血圧症や糖尿病の要因にもなる可能性も。

【マグネシウム】

筋肉を緩めたり、気持ちを落ち着かせたり、睡眠改善にも役立つ。産後に足をつりやすくなった、感情の起伏が激しくなった、寝付けない、眠りが浅いと言う方はマグネシウムを意識してみては。

【リン】

リンは骨や歯の正常な発達に不可欠であり、カルシウムとともに骨や歯を構成。また、心臓や腎臓の機能の維持、神経伝達などにも関与。

【食物繊維】

食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなって善玉菌を増やしたり、便の材料となってカサを増すことで腸の動きを促してくれます。便秘解消を促進。

【ナイアシン・パントテン酸】

心を安定させる作用を持つセロトニン等の神経伝達物質を作るために必要。これらの栄養素が不足すると、うつや不安、イライラや不眠や倦怠感を引き起こすとされています。

【鉄】

血液をつくる働きがあり、葉酸と同様産後の体には不可欠な栄養素。出産時の出血から貧血になった体を復活させる役割も。また、母乳は血液からつくられるため、ママにとって必須の栄養素。

【ビタミンA】

粘膜や皮膚の健康維持に必要。授乳期には乳児の免疫に関与する栄養素であり、不足すると母乳の濃度も低下。授乳期間中は推奨量が増え、ヒトの体内では作られないためバランス良く摂りたいビタミン。

【ビタミンB・ビオチン】

細胞分裂や赤血球を作るのに使われ、子宮の回復にも効果。産後の悩みである肌荒れや黒ずみなどの改善にも。ビオチンはビタミンBの一種で、乳児の皮膚の形成に重要。そのため、乳児で欠乏すると皮膚炎や脱毛症などが起きるとされている。

【ビタミンC】

疲労の原因である活性酸素により、体が酸化するのを防止。鉄の吸収を促進するため、月経期に不足しがちな、鉄を効率よく吸収します。短時間で体外へと排出されるため、1日数回に分けて摂ることがおすすめ。育児と家事の両立でストレスフルな子育てママにおすすめ。

【ビタミンD】

カルシウムの代謝調節に欠かせない栄養素で、骨や皮膚の健康維持に必要不可欠。さらに、母乳中に最も多く含まれるビタミンのため、授乳中には特に必要な栄養素。

【ビタミンE】

強い抗酸化力を持つビタミンで、エイジングケアにもオススメのビタミン。産後の身体の回復にも摂りたい栄養素。

【葉酸】

赤血球の生産を助けるビタミン。出産では多くの血液を失うので、造血作用がある葉酸は産後には不可欠。また、細胞分裂を促し、子宮の回復を手助けします。さらに、ホルモンバランスを整え、心の安定を保つ働きも。

【亜鉛】

赤ちゃんの骨の成長や基礎代謝に重要。赤ちゃんは皮膚炎や腸内機能の低下、成長障害などの防止にも役立ちます。母乳育児のママには特に大切。

【カリウム】

体の塩分量を調整したり心臓や神経の働きを支援。妊娠中・産後のむくみの解消には、特におすすめです。

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