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こんなに作って疲れませんか?


カフェを一旦終了し、お菓子屋になって1ヶ月と少し。

図々しくも、何だかずっとお菓子屋をやっていたような顔で、楽しく毎日、仕事をしております。

カフェを閉めて、10日後に同じ場所でのお菓子屋でしたので、休む暇もなく。

菓子製造業の許可は以前に取得していたので、許可が下りてるって事はあとは自分次第。

どれだけの種類を作ろうか、インテリアはどうしようか。

梱包資材の発注や焼き菓子に貼る原材料シール作りや、同時進行にやらねばならない事が多くて常に動いていた結果…


お菓子を作りすぎた。笑。

ジャムも沢山作ってしまった。


急遽、作家さん達の作品を置こうと考えていた場所にお菓子を並べる。 

そんな見切り発車な私ですが、

ありがたいことに無事オープン日は迎えられ営業していくと作ったのもの達はあれよあれよと売れてゆきました。

お菓子作るの楽しいなーの私の気持ちと、お菓子が食べたいなーのお客様の気持ちがちょうど比例した状態に。

お菓子屋に変わり、

今までカフェにお越しづらかった方や、お仕事で店に中々来られなかった方がおやつの買い貯めへ来店されたり、お会いする機会が増えた方もいらっしゃいます。

と同時にカフェへの想いをお客様から教えていただく事も多く、私がこれからやりたい事にも需要があるんだなと励まされました。


生ケーキにスコーンやマフィン、クッキー等の焼き菓子を店内に並べ、選ぶわくわくを生み出す面白さ。

もっとお菓子の種類も増やしたいし、ジャムにしたい果物がスタンバイしている。

自分にはやりたい事が沢山あって、気持ちはまだ満足はしていない。

そんな時、思ってもいないことを言われる日が続きました。

「こんなに作って疲れませんか?」

「この種類を作るの大変ですよね。」

などと私の働き方を心配するお客様お声掛け。

全く感じていなかった事なので、私は新鮮な驚き。

私はもっともっと召し上がって頂きたいものがあるのに作れていない自分にジレンマを感じていた矢先。

いやいや、充分やっていますよと言われる。

中学生のお客様にも、「大丈夫ですか?」と優しく聞かれるおばはんの私。

心配されているのが恥ずかしいのですが、

私の秋は食欲が絶好調で、お店の中をお菓子でモリモリにしてやるーと日々意気込んでいる次第です。

明日は栗が届くので、やっと栗のケーキが作れると今から想像して楽しんでおります。















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