純粋罪 〜長女のハゲ探し〜
子供は、純粋だ。
長女（2歳半）も例外ではない。
純粋ゆえ、かわいい。
長女と2人で帰路の途中、三日月をみて一言
「バナナみたーい。三日月に乗って、どっか行こっかー？」
カマキリが飛び立つスロー映像をみて、一言
「気持ち悪いね〜」
雷が鳴り響く晩には、必死でおへそを隠す。
そして、怖さに震えながら一言
「鬼さんがきたら、お豆投げるぅぅぅ😭」
＊
純粋ゆえ、素直。
素直ゆえ、残酷。
我が家でまったりしてると、突然話し出す長女。
「長女は、髪の毛があって〜、ママも髪の毛があって〜、パパも髪の毛あって〜、ばぁばも髪の毛ある〜。じぃじは、髪の毛なーい！なんで〜？なんでなの〜？」
キャキャキャキャキャ！
長女、知らんとこで"ハゲいじり"を覚えてた。そして『ハゲ＝おもろい』の構図を学んでいる。味をしめた長女、ハゲ探しに余念がない。
絵本を読んでいると一言
「あ！じぃじいた〜！」
「ここにもいるよ〜！」
「赤ちゃんじぃじ〜！」
長女のハゲブーム。
果たしていつまで続くのか。
今のところ、道端で他人様のおハゲを指差して「じいじ〜！」とは言っていない。
しかし、時間の問題であることに変わりはない。
我が家は、純粋という名の時限爆弾を今日も抱えている。
・こぼれ話 〜じいじ〜
我が家のじいじは、ハゲいじりされても、明るく返せるタイプ。まぁ、そら人生の半分以上ハゲやってたら、返しも上手くなるわなw。しかしながら、そういうところは、さすがの親父。場を和ませるために、ときに道化にもなれるところは、天晴れである。そんなじいじは、娘に夢中なのである。
・最後に一曲 Move Over / ジャニス・ジョプリン
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