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今一度、「サポーター」について考えてみませんか?

ラグビーW杯、日本vsアルゼンチン戦。
惜しかったぁぁぁぁぁ。。。。
日本も頑張ったけど、アルゼンチンが強かった。


しかしながら、テレビの前でキャーキャー言わせてもらいました。にわかラグビーファンなので、応援スタイルは至ってシンプル。手に汗握りながら「いけー!!!!!」「止めろー!!!!」と叫ぶのみ。


いやはや、存分に楽しませていただきました。意地と意地のぶつかり合い、大人の本気を見るのは楽しいですな。


応援って素晴らしい。

頑張れー!って声出して、アツくなって、負けたら悔しくて、勝ったら嬉しい。こんなにも感情をブルンブルンに揺さぶられるなんて最高ですな。




この事件、あくまで一部のサポーターの愚行ではある。

しかし、最近のJリーグはサポーター関連のいざこざが多い。チームの成績が低迷してしまうと、ゴール裏でサポーターが選手やフロントと言い争ってる様子も見られる。

僕自身、好きなチームがうまくいっていないとき、その類のよくないニュースを見聞きして嫌な気持ちになった。

ゴール裏の応援団が応援をボイコットしたり、相手チームを見下すようなチャント(声出し)があったり、何かと不穏な空気を出していて、ショックだった。

そんなこともあって「応援ってなんなんだろうね〜」なんてことをぼんやり考えてたら、YouTubeでこんな動画をみつけた。


「応援ってなんだろう」をテーマに、サッカー有識者の皆さんが討論する番組。


テーマ自体が大きいですし、答えは千差万別。
価値観によって様々だろう。


サポーターとは?
推しとは?
応援とは?

推しへの片想いである

という意見があったり

クラブへの思いやりである

という意見があったり

いいとき、悪いときもクラブと想いを共有すること

という意見があったり



さて、海外のサッカーではどんな応援をしてるかに目を向けてみる。

イングランドでは、チームの応援歌を歌って騒いだりする。けど、コールリーダーは不在。誰かが自然発生的に歌い出して、スタジアム全体を巻き込んだ大きな応援歌になる。


スペインでは、応援というより、鑑賞に近いらしい。演劇を見るのと一緒で、サッカーという名のショーを見に行く。いいプレーには拍手を送り、よくないプレーにはブーイングお見舞いする。


イタリアは、少し怖い印象。爆竹も炊くし、派手も派手。日本のようにゴール裏でサポーターと選手が直接話し合いなんてしたら裁判沙汰になる。(※というのも、向こうはマフィアが絡んでいる可能性もあったりなかったりするから、八百長の疑いがかけられるらしい)


日本の応援の文化は、ちょっと特殊。野球にしてもサッカーにしても応援団がある。運動会や体育祭でも337拍子したりしてるしね。みんなで声を出したり、手拍子したりして、応援する。六大学野球や高校野球の応援の仕方が影響してるらしい。




個人的には、日本の応援文化が好き。スタジアムでサポーターのチャントを聞くとテンション上がるし、自分も歌ったり、手拍子したりして観戦を楽しむ。


サポーターもエンタメスポーツの一躍を担っていると思う。少し前までのコロナ禍の応援スタイル(声出し、鳴り物なし)って、やっぱり何か物足りない気がしたしね。

けど、一線は大事。


サポーターが熱くなるのもわからんでもない。けど、やっていいこと悪いことは常識的に必要。節度守ってこその応援。

クラブや選手とサポーターは、各々の存在に感謝し合ってる状態が理想。クラブや選手はサポーターのために頑張るし、サポーターもその姿を応援する。


にもかかわらず、いがみあってどないすんねんって思う。

てか、そもそも論。
サッカーなんて、ただのスポーツ。

同じスポーツをたくさんの人がみて、一緒に喜んだり、悔しがったりして、感動するってすごいこと。


選手のプレーが感情を揺さぶってくれるって素敵なこと。


それだけで十分。



頑張れー!って声出して、アツくなって、負けたら悔しくて、勝ったら嬉しい。


この瞬間に価値がある。
クラブも選手もサポーターも人間味がドバッてる。
だからこそ、スポーツはおもしろい。



・こぼれ話

やっぱサッカーが好きだし、スポーツが好きなんです。スタジアムに子供を連れて行ったときに、怖い場所とか嫌な場所になってほしくないんです。サポーター同士に優劣もないし、ゴール裏が特別エライとかもないと思うんです。いろんな温度の差はあれど、サッカー(スポーツ)のサポーターであることに変わりはないと思うんです。


・最後に一曲


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