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自分、器用なもんで・・・。


三つ編みができるようになった。


長女のヘアレンジ。
くくる。束ねる。
しか出来なかったワイが。
ついに。とうとう。


三つ編みができるようになった。



不器用なワイには無理やと思ってた。
一生できひんもんやと思ってた。

それが三つ編み。


三つ編みってのは、手先が器用な人に限られた特権やと思ってた。


けど、気づいた。
やっと気づいた。
とどのつまり。




自分からやろうとしてなかっただけ。
変わるのを恐れていただけ。




それだけなんだよ。。。。。。



不器用な男で売ってきたのにさ。
そのワイが、少しでも器用になるのが嫌だっただけ。




それが嫌だったんだよ。。。。




器用な男より、不器用な男の方がいい。
何でもかんでも要領よくできる男ってなんか嫌。
とかさ、勝手に思ってた。

すいやせん。。。
自分、不器用なもんで。。。。

って言いたいじゃん
それが男じゃん

どうやら。。。


知らず知らずのうちに。
高倉健にさいなまれてた。


健、おそるべし。
おそるべし、健。

とはいえ

不器用から微かに器用になった。
それが少し恥ずかしい。

恥ずかしさは否めない。


知り合いだけには見られたくない。
ワイが長女に三つ編みしているところを。
それだけは絶対に見られたくない。


フフフ〜ン♪と娘の三つ編みしてるところを知り合いに見られたりしたらと考える。

知り合いA「お前、見ない間にちょっとだけ器用になってるやん」

って思われるやん。

それが嫌だ。



ならばっ!

むしろ積極的に公表しようかしら。
周知されれば、恥ずかしさは減る。


よよ「ごめん。ずっというてへんかったけど、俺、三つ編みできるようになったねん。。。。」

てさ

知り合い「そっか。。。」


いや。
このトーンだと暗い。

もっと明るく。
テンション上げていうた方が打ち明けた方がいい。

よよ「ちょ聞いて!俺さー!三つ編みできるようになってんー!すごいくなーい?」



よし。
これでいこう。


三つ編みできる前のボクと三つ編みできるようになったボク、どっちが昔描いたカッコいい大人の男なんだろう。。。



そして、俺はずっと何を書いているんだろう。。。



・こぼれ話 

三つ編みができるようになったことを言いたかっただけなんです。嫁には報告したけど、もっと言いたかったんです。みんなに自慢したいのです。できるだけ多くの人から「三つ編みできるのスゴーイ!」って言ってもらいたいだけなんです。

ツレの嫁さんから「私、そんなんしてもらったことない〜!パパから三つ編みしてもらえるなんて、長女ちゃん幸せやね〜!」って言ってもらったとき、ここ最近で一番嬉しかったです。

そして今。
書いてて、重大なことに気づいた。
なるほど。。。
三つ編みさせてもらえるのも今のうちか。
長女の髪の毛を触らせてもらえるのも小さいときだけか。。。

いろんなヘアアレンジできるようになっとこうかな。。。

この際、不器用に器用をガンガンまぶしていこうか。。。


・最後に一曲

ジャケットのヘビ思い出した。

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