「人生ゲーム」で奴隷コンプレックスを刺激されちゃう
人生ゲームっていうボードゲームのことは誰でも知ってるでしょ?
今、甥っ子がはまってて、家族の寄り合いがあると何度も何度もみんながやらされてます。
「そんなんしょーもないやん」
「それ大嫌いやわ」
とか言って一応、牽制はしてるけど、さすがに「もう嫌だ!」と誰かが抜けると私にも声がかかります。
でも私は断固として拒否ね。
甥っ子のことはかわいくてしかたないから、けっこう無理なお願いも聞いてしまうんだけど、人生ゲームだけは嫌なの!!!
だってあんなの全然楽しめないわ。
恐ろしい。
お金、労働、欲望、権力。
ひとたびゲームを始めるともうおかしなルールに組み込まれてね。
レールみたいに続くマスにみんな乗ってるの。
どうしたいかも、何したいかもあまり関係ないまま、ルーレットで意図せずどんどん進んで行ってね。
途中途中でお金が入ってきたり失ったり。
いいことあったり、悪いことあったり。
なーにが人生ゲームだ!
あんなの奴隷の走馬灯じゃないか!
軽々しくネーミングすな!
と思ってしまう。
ある意味リアルなんよ。
実際のシステムでもみんな奴隷だもんね。
色々言い方はマイルドに変えられるだろうけどね。
やっぱりリアルでね。
「人生ゲーム」っていうより、「奴隷人生ゲーム」って感じがするのよ。
奴隷の人生を子どものゲームとしてね。
一枚のボードゲームにしてね。
ルーレット回して「やったー」とか、「借金だらけになっちゃった~残念~」とか、おもしろおかしく。
つらいゲームだわ。
くだらないな~。ほんとに。
つまんないわ~。
あんなのを世界の子どもたちが楽しんでるのかと思うとゾッとする。
奴隷人生を反復して反復して。
無意識下にどんどんどんどん刷り込む。
そんなもん自ら進んで楽しむなんて私には無理や!
でもこんなこと言ってもね、「はいはい、いつものひねくれですか」とか「考えすぎ~」って言われるんよ。
誰がひねくれてるんや!ド直球じゃ!
まあ、そうは言っても、そやね、私はいつも極端やからね。
偏ってるのよ。
だからスルーしていただくといいです。
あ~、しかし、余裕で人生ゲーム楽しめるような鋼のマインドになりたいわ~!
私は奴隷に対するコンプレックスが強すぎるのよ。
今回はコンプレックス剥き出し回でした。
お恥ずかしい。
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