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「文章が稚拙だ!」と悩んでいる生徒さんに 「動名詞(動詞ing)の使い方」を説明しました!ーPart 3

本日は前回の記事にて予告した通り、③後ろから動詞ingで説明を加えるスキルについて触れて参ります。

こちらの記事は英語で作る文章に稚拙さを感じてしまう方向けのアドバイスシリーズとなります。

そもそも英語と日本語は構造の違いがあり、日本語で考えている文章を英語に直すことで文章は稚拙な印象になりやすくなります。なぜならば、英語は頭を軽くし、「後ろに補足説明をぶら下げる」ように文章を作るからです。すなわち、「後ろから説明」を加えていくように文章作る言語なのです。この視点から見ると日本語はこの全く逆で、修飾は前からが基本です。ですので、英語の語感の一つである「後ろに補足説明をぶら下げる」すなわち、「後ろから説明」を加えていく感覚を養う必要があります。

そしてその「後ろから説明」の際の最も利用度・活用度が高い、3つのスキルを説明しています。

①後ろから文章で説明を加える(関係代名詞など)
②後ろから過去分詞で説明を加える
③後ろから動詞ingで説明を加える

本日の記事では③後ろから動詞ingで説明を加えるのスキルを扱いますが、こちらは他の記事でも触れていますので、ぜひこちらの記事こちらの記事もご参考くださいね。

では今日のテーマである後ろから説明で使われる動名詞の説明をしてまいりましょう。

まず動名詞ですが、過去分詞の用法と区別する必要があります。過去分詞は「~されている」というような表現がぴったりのニュアンスになります。一方動名詞は「~している」というようなニュアンスが分かりやすいでしょう。またこの動名詞「~している」というだけでなく、「すなわち~とするという事です。」というようなニュアンスまで表現することができるのです。

早速今までの例文に沿って動名詞を使用して「後ろから説明」、「後ろに説明をぶら下げていく」ことにチャレンジしてみましょう。

This is a basketball. (これはバスケットボールです。)
This basketball is my basketball. (このバスケットボールは私のです。)
I am a member of a basketball team. (私はバスケのチームに所属しています。)
Basketball is a major sport in the US. (アメリカではバスケットボールはメジャーなスポーツです。)

こちらが前回も使用した基本となっている文章です。文章がほぼ文型のみとなっており、いわゆる幼稚/稚拙な文章となっています。ではまず、「~している」という表現をくわえてみますね。

This basketball is my basketball bouncing over there.
I am a member of a basketball team winning every game in this season.  
Basketball is a major sport in the US attracting so many in the country.  

どうでしょう?文章に躍動感が出てきませんか?このような躍動感は表現力という印象になる要素となります。またこの表現力が文章に加わると、稚拙な印象を与えることは少なくなります。

また、この動名詞のポイントは置く場所でも色々と表情が変わります。

Basketball attracting so many in the US is a major sport in the country. 

前に出すことにより、よりバスケットボールに直接説明を加えているような印象になりましたね。

次に文章全体に補足説明を加えるような「すなわち~するという事です。」というような動名詞を使ってみましょう。この例文には前回の記事と前々回の記事の文章を使ってみましょう。

This is a basketball given my father on my birthday which is on May 13, making it very special to me
I am a member of a basketball team established at my school which is founded in 1930, making it 90 years old!!!
I played basketball at school, which I have been playing since I was 7 years old when my dad bought me a basketball for my birthday, having so many good memories of the sport!

上記の動名詞はすべて「すなわち~するという事です。」というような印象で補足説明を加えていることになります。上から和訳をすると、「(前文という事は)僕にとってバスケは特別とい事になるんだよ。」、「すなわち、学校は90歳という事だ!」。「すなわち、バスケにはたくさんの良い思いでがあるという事なんだ。」という感じです。いずれも後ろから「文章全体に補足説明を加えている」とい感覚であるという事を理解することがとても重要です!

動名詞の2つの使い方を少し説明してみましたが、如何でしたか?

動名詞には前出の名詞に直接「~をしている」という補足説明をくわえたいときにも使用できますし、文章全体に「すなわち~という事です。」という補足説明を行う事も可能なのです。

英語の文章表現を磨く為の3つの修飾をご紹介してまいりました。

「後ろから説明・後ろに説明をぶら下げていく」感覚をぜひともこの3つの修飾で掴んで頂ければと思います!

次回は関係代名詞、which, who, thatの用法を少し解説してみようと考えています!!!

See you next time round(^^)/

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