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#10 もし林大地をU24日本代表に入れるなら…【東京五輪メンバー予想】

こんにちは、ユースケです。

ここ最近はサガン鳥栖の試合レビューばかり書いていたので、こちらでは久しぶりの投稿になりました。

さてさて、U24の代表活動もジャマイカ戦で一旦終了し、後は6月22日のメンバー発表を待つのみとなりました。これまでの起用法からすると我らが林大地はちょっと厳しい位置にいるのかなと思いますが、可能性が全くないとも思いません。

そこで今回は「もし林がメンバー入りするならばこの構成ならあり得るよね」というテーマで書いてみようかと思います。全く持って私的な予想ですのでもちろん異論は認めます(笑)

まずはサプライズなしの本命予想から

【スタメン】
GK谷
RSB酒井 CB吉田 CB冨安 LSB旗手
DH遠藤 DH田中
RSH堂安 OH久保 LSH相馬
FW上田

【リザーブ】7人
大迫(GK)
橋岡(RSB/CB)
板倉(DH/CB)
中山(DH/CB/LSB)
三笘(LSH)
三好(RSH/OH)
前田(FW/SH)

はい、何の面白味もない無難なガチガチの予想ですね(笑)

各メディアも予想メンバーの記事を出してますが大体どこも同じ感じですね。控えGKは大迫にしてますが、鈴木がジャマイカ戦の後半に出場しているので、正直どちらでもいいかなとは思います。

微妙なところでは三好と橋岡のところの2枠。

まず三好の枠で言うと久保と堂安の控え枠候補として三好or食野だと思うのですが、どちらも試合で使ってどちらも目立った結果を残せませんでした。

久保と堂安のバックアップという事を考えると、どちらかと言えばFW色の強い食野より三好の方が適任かなと思います。三好の方がこのチームでの代表歴も長いですしね。

で、橋岡の枠。ここは右SBのバックアップ枠で他には菅原が候補ですが、CBでも試合で使われているので予想は橋岡にしています。とはいえCBのバックアップは板倉と中山で充分なので、菅原でも良いのではないかと思います。

もし林を入れるならどういう構成ならあり得るか?

もし林をメンバーに入れるならここから誰かを外さなければいけませんが、右SBのバックアップ枠である橋岡との入れ替えなら可能性はあるのかなと思ってます。

CBもできるポリバレント性で橋岡をガチガチ予想には入れてますが、CBは板倉と中山でバックアップできるので、問題は右SBの本職バックアップがいなくなるという事です。

ですが、もし酒井がなんらかの理由で試合に出れない場合、CBに板倉か中山を入れて冨安を右SBで使う方法もあるので、敢えて本職の右SBのバックアップを入れないという選択肢もあるのかなと。

基本的にはOAの選手は怪我でもしない限り絶対にスタメン起用するはずなので、本職のバックアッパーを置かずに配置転換で凌ぐということも十分考えられます。

という事で、もし林が一発逆転メンバー入りするなら控えメンバーはこんな感じになるんじゃないでしょうか?

【リザーブ】7人
大迫(GK)
板倉(DH/CB)
中山(DH/CB/LSB)
三笘(LSH)
三好(RSH/OH)
前田(FW/SH)
林 (FW)

もちろん右SBの橋岡(菅原)の枠をそのまま残して、単純に前田と林の入れ替えも無くはないと思いますが、前田のこれまでの試合での使われ方や、想定される起用法(リード時のカウンターや超絶スプリントでの前プレ)からすると外れることは考えにくいですね。

本大会では林の力が必要になる時が来るはず

基本的に五輪はW杯など他の国際大会と違って選手登録が18人までしかできません。ちなみにW杯は23人登録で、五輪はこれより5人も少なく、しかもW杯より断然過密日程です。

ですので、そもそも論として色んなポジションが出来る選手が選ばれやすいという性質があります。逆にいうとスペシャリストを入れにくい訳ですね。

林は生粋のストライカーで、スペシャリストと言えるため少々不利なところではあります。ですが、個人的な考えとして絶対に林はメンバーに入れておいた方が良いと思いますね。

そもそも群雄割拠の国際大会というのは、いつでも自分たちのやりたいサッカーができるわけではありません。

キャプテンの吉田がJFAのyoutubeチャンネル内のTeamCamで、「苦しいときに何をすべきかの擦り合わせや、何ができるかを見る機会が無かった」という様な事を言ってましたが正にその通りで、そういう時に誰が力を発揮できるかをあんまりテストできませんでしたよね。

今のU24日本代表は試合運びが上手くいっているときはもの凄い強さを発揮しますが、これが相手が強くて思い通りにいかなくなったときにどうなるかは正直わかりません。

グループリーグ突破を目指すだけならともかく、金メダルを目指すと公言しているわけですから、上に行けば行くほど上手くいかない時間帯が増えてくるはずです。

Twitterでも呟きましたが、林はそういうチームが上手くいってなくて膠着していたりビハインドの時こそ力を発揮できる選手です。
体を張ったボールキープや守備でも流れをガラッと変えられる選手ですし、アルゼンチンみたいに強くてズル賢い相手にも物怖じしないメンタリティを持っています。

となるとやはり本大会のどこかの場面で林が絶対に必要になってくる時がくるんじゃないかと思ったりする訳です。完全に贔屓目が入ってますけどね(笑)

【まとめ】上手い選手だけでは本大会は勝ち抜けない

今回の合宿に呼ばれた選手たちって皆本当に上手いですよね。ほとんどの選手が海外クラブに所属していて、ひと昔からすると考えられません。

ですが、国際大会で結果を出すためには上手い選手だけではダメだというのは、これまでの日本代表の歴史の中で嫌と言うほど思い知っているはずです。

ジーコジャパンもザックジャパンも海外クラブ所属の上手い選手がたくさんいて、W杯本大会前の親善試合でも調子が良い。それでもいざ本大会が始まると力を発揮できずに一次リーグ敗退ですからね。

五輪にしたって近年メダルに迫ったのは、ワントップの永井に死ぬほど走らせる「戦術永井」だったロンドン大会だけです。この時の永井は決して上手いわけではありませんでしたが、もの凄いスピードで追い回したりカウンターで爆走したりと相手にとっては凄く厄介で怖い選手だったと思います。

だからこそ今回の五輪代表にも上手い選手だけでなく、死に物狂いで立ち向かっていく、相手にしたらこの上なく厄介で怖い選手が必要であり、林はそれにピッタリの選手だという事です。

運命のメンバー発表は6月22日の14時。

ライブ配信もされるようなので注目ですね。

それではまた。

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