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【働く×人生デザイン】生きるビジョン

このGWは学びと読書に時間を充てて過ごしてきました。
本は、有名で分厚い本を選んでしまって、なかなか読み進められていません;;
やっと半分くらいまで読めたかなー。

その本の中に「ビジョン」について語られる場面がありました。
ビジョンとは「人生の真の喜びと言えるのは偉大な目的だと自分自身が認める目的に仕えること」であり、それを心から大切にしたいと思い、全力で取り組む「自分の仕事」となるという一節です。

私にとっては、キャリアカウンセラーの仕事がこの域に届いてきたと思いました。

私は中学生くらいから「手に職をつけたい」「生涯現役で働きたい」という想いを持っていました。
決して普通とは言えない家庭環境で育ち
早くに実父と死別、母は家の商売の手伝いしたことがなく雇用されて働く経験がない。
高校受験の時に将来の姿が描けず、迷い道にはまった自分がいました。

そんな中でも、どうしたら「手に職がつけられるのか」なと。
どうしたら「生涯現役で働ける」のかなと、考え続けてきました。
高校卒業して、近くの医院で受付の仕事をしたらと勧められたのですが、突っぱねました。
事務職の仕事は考えられなかった。
そのうち「寿退職」を促されそうだったので、それは嫌だと思ったからです。

写植オペレーターや建築製図の仕事もして「手に職」をつけたにも関わらず、パソコンに取って代わられ仕事がなくなっていき。
だったらパソコンの資格を取って働こうと決めたこと。
職業訓練のパソコン指導の仕事が縁でキャリアカウンセラーという専門職があることを知ったこと。
時代とともに仕事が変わって行きましたが、私の根底には「手に職」と「生涯現役」があって今なのだと思います。
仕事もなんでもいいという訳でもなく、土台にあるこだわりを貫いて今なのでしょう。

私の揺るがない価値観を察して協力してくれる家族に感謝です。
(というか、おそらく私のやりたいことを抑えつけると病んでしまうと思われていたかもしれません)

ここ数年でやっとキャリアカウンセラーが自分の仕事と胸を張って言えるまでになりました。
ワークショップのファシリテーターも「やらせて」から「任せて」と言えるようになりました。
双方ともに、相談する人、参加する人、それぞれの中にある想いを言葉にすること。
言葉にすることで新たな一歩を踏み出すこと。
人生のターニングポイントに立ち会えるような人になることを目指して、自分を磨いていきたいと思います。

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