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【自分史ノススメ】昔の資料を探してみよう

私は自分史活用アドバイザーとして、自分史を多くの皆さんに親しんでもらえるように活動しています。
主な活動は毎月1回、滋賀県大津市で開催している「私の想い出アルバム作り教室」です。
また、自分自身も自分のルーツを少しづつ綴っています。

以前noteでも「マッピング自分史」を紹介しました。
自分が生まれ育った町の記憶を思い出しながら方眼紙に地図を描いていき、想い出の場所のコメントを入れていくものです。

もちろん自分で思い出しながら描いていくのも楽しいんですが、自分が描いたものを検証したり、自分の想い出の場所を当時の地図で辿っていけるといいのでは?と考えていました。

なので、先日実家に帰省していた時に、地元の図書館に行ってまいりました。

私は大阪府堺市出身で、私の生家は戦前、南海大浜支線の龍神駅前にあったカフェーと玉突屋(ビリヤード場)でした。
なので堺市中央図書館に所蔵されている記録や写真から、当時のことが調べられへんかなと思っていたのです。

また、大抵どこの自治体の図書館も昔の住宅地図を所蔵しているので、当時の地図から生家の位置と、近隣の様子がわかるかなーと思いました。

結果、郷土資料担当の司書さんにお聞きし、戦前の龍神駅周辺の写真は図書館で所蔵されていないこと、戦争末期に堺駅周辺の町は市民の疎開後に焼き払われて、後で復興するための町のスケッチが残っていることを教えてもらいました。
残念ながら私の生家の戦前の姿はわからないままでした。

住宅地図は昭和31(1956)年、昭和34(1959)年、昭和46(1971)年のものを出してきてもらいました。
こちらには私の生家が掲載されていました!
3つの地図を並べてみると、堺の町にどんどん建物が出来ていく様や、住宅からビルになっていく様も見えてきて、とても興味深いです。
今回は私の生家周辺だけコピーしてきちゃいましたが、次回は自分の通っていた小学校や中学校の周辺もコピーしてこよう!

地図を使って「一枚の自分史」ワーク手法を使ったテンプレートを開発したい気持ちがふつふつと湧いてきています!今度PCインストの相方さんにも相談してみよう!

皆さんも地元や故郷の図書館を使って自分のルーツを探してみませんか?

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