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「歳を重ねるのが楽しみね」と言った素敵なマダムのお話

2月24日、私たちは素敵なインスタグランマに出会いました。

まさに「いくつになってもおしゃれを楽しむ」ことを体現している方。

今回は実際にお会いして聞いた、素敵な考え方、独自のおしゃれルールについて書こうと思います。

1. おしゃれをする上で大切にしていること

タートルネックは着ない
着脱が大変な上、首元が詰まって顔のたるみを強調してしまうため

色を統一する
ちなみにこの日の素敵マダムのコーデは・・・
赤色のワンピースに、赤色のパンプス、赤色のイヤリング、赤色のヘアゴム、赤色のネイル、そして差し色のスカーフと見事な全身赤色コーデ

<一見派手のように聞こえるかもしれませんが、むしろ反対にとても華やかで上品でした。>

明るい服を着る
暗い服は顔のくすみと同調してより暗い雰囲気を醸し出してしまうため

ピッタリではなく、余裕のある服を選ぶ
着脱が困難なため
体のラインが強調されるような服より、余裕のある服の方がより体を美しく見せられるため

2. 気持ちはいつまでも中学生

『心はまだ子供から成長した気がしないけれども、歳を重ねることで体はどんどん老いていく。気持ちはいつまでも中学生なんですけれどね。』

これを聞いて、高齢期って思春期に似ているなと感じました。

思春期では体や年齢はどんどん大人に近づくけれど、心はその成長についていけていないというギャップから反抗的な態度を取ってしまう人が多いと思います。

それと同様に、高齢期も体はどんどん老いていくけれど、心は若い頃のままというギャップに戸惑ってしまうのではないでしょうか。

思春期と高齢期の違いがあるとすれば、思春期は誰もが通る道であり、周りに人生の先輩として話を聞いてくれる人もたくさんいますが、

高齢期は、高齢期を終えた人からのアドバイスをもらうことはできず、思春期と比べて周りの人に相談しづらい、周りにとっても理解し難い環境なのかもしれません。

「いつまでも気持ちは若い頃のまま」

そういう気持ちから「おばあちゃん」「おじいちゃん」と呼ばれるのには抵抗を持つ人も少なくないと思います。(実際に祖母も「おばあちゃん」と呼ばれるのが「歳をとった」ような感じがして嫌だったそうです。)

70代から80代以上の方々を、呼ぶとしたら「おばさま」「おじさま」が一番適しているんじゃないかと素敵なマダムは仰っていました。

3. 歳を重ねることは素敵なこと

『昔はおしゃれ=若い時にできることだったけど、

今ではいくつになっても誰もがおしゃれを楽しむことができる。

だから歳を重ねることは何にも怖くないんですよ。

これから歳を重ねることが楽しみね。』

今までは「若いっていいわね」と言われることはあっても「歳を重ねるのが楽しみね」と言われたことはありませんでした。

今回、素敵なマダムと出会って、マダムの素敵なお話を聞き、

これから「歳を重ねていく」ことが少し楽しみになりました。

またそれと同時に、

「今は今の年齢に合うおしゃれがあって、今後私たちがおばさまになったときも歳を重ねたからこそ自分に合うおしゃれがある」

と感じました。

*素敵な見出し画像をお借りしました、ありがとうございます*

筆者O&K

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