空気をたくさん吸える体になるためにお腹を揉む
スピードや距離にもよるのだけど、走ると息苦しくなりますよね?
「吸いたい分だけの空気が吸えていない」ような、そんな発見が先日走っていてあったんですね。
距離よりもスピードを優先して、普段よりもペースを上げて走ってみたのです。
5分/kmを切るくらいのペースなので、ちょっと速めですね。
当然ですけど、ハアハアと息が切れます。
空気が欲しい、酸素が欲しい。息を吐きたい。
そういう状況になるわけです。
「息を吸う」をどんな風にイメージされるかも、人それぞれでしょうけど、「空気の方から勝手に肺に飛び込んでくる」わけではありません。
肺が広がった結果、空気が吸い込まれるわけです。
だから、「早く、たくさんの空気が欲しい」っていう時には「瞬時に、大きく肺を広げる」努力をしないといけないのです。
当然ですけど、その直後に空気を吐き出さないと体内で色々とまずいことになるので、素早く大きく肺を広げた直後に、大きく肺をしぼませないといけません。
そういう一連の繰り返しを可能にするのは、胸の柔らかさ(あばらがよく動く)であり、お腹の柔らかさ(横隔膜がよく動く)なのです。
ここ数日、長い時間の同一姿勢や、さほど長い時間じゃないにしても背中を丸めた姿勢で過ごすことが多かった気がします。
そのせいなのか何なのか、「お腹が硬くなっていたこと」に走った後に気づきました。
胸の動き(背骨とあばらの動き)もいい時よりは硬い感じ。
吸いたいのに吸えていない感じの原因はこれかもしれません。
なので、お腹をマッサージすることにしました。
痛い・・・
やはり硬くなっていたのでしょう。
詳細は省きますが、お腹に触れて、お腹をちょっと押して、硬い感じがした時に「内臓が」とか「腸が」と言う人がいます。
エコーやマイクロスコープを併用しながら、調べた経験があるのでしょう。
私は触ったくらいでは内臓、腸の状態まで把握できません。(ぼんやりとこの辺りかな?と想像する程度です)
だから、腸マッサージとか腸もみとかは「無理だなあ」と思ってはいるのですけど、できる人も世の中にはいるのかもしれません。
自分でお腹の周りをマッサージすると、背骨やあばらの動きは出やすくなります。
皮膚、脂肪、皮神経などなど、皮膚表面から刺激を届かせる範囲の組織がリアクションした結果でしょう。
皮膚が動かないと脂肪や筋肉は動きにくいです。脂肪や筋肉が動かないと骨が動きにくいです。骨(背骨やあばら)が動きにくいと空気が入ってこないです。
空気が入ってこないと、苦しくて走れません。
闇雲に走ればタイムが良くなるとかじゃないのですよね。このまま走っていたらどこかを故障したかもしれません。
ちゃんと空気が吸える体を維持しないと・・・
そのためには、背中を丸めてお腹を潰した格好にならないように注意しないと。(楽な格好なのですけどね)
いざという時に走れない体は困りますのでね。
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