アパレル販売員物語。第二回
第二回へようこそ。
本日も経験を踏まえつつアパレル販売員を目指す人に有益な情報をお届けします。
さて、無事に内定をもらってあとは半年ほどのんびり卒業まで過ごすかーと思っていたらそんなことはしない。
実はその前に内定をもらった直後からその会社の店舗で半年間アルバイトしてました。
★もし、あなたがアパレル販売員を目指していて内定をもらったら是非アルバイトしてみてください。
しかもアルバイトさせてもらっていたのができたばかりのイオンにあるお店、人も多いし店は綺麗だしいいことづくめでした。
ちなみに私が入社を決めたの老舗であり、スーツメインの会社でした。
何故カジュアルラインにしなかったのか?
それには明確な理由があります。
・一つ目にカジュアルなブランドはショップスタッフは結構自分の店の服を買わないといけません、人によって様々ですが毎月2-3万の出費があります
・二つ目にあえてお客様の年齢層の高いスーツ業界に行くことでより大人の方との人脈が作れるのでは?と思った
・三つ目に休日はカジュアルなお店で買い物をすることにより自分の販売スキル向上や流行をキャッチするといった勉強のため
です。
★あなたも敢えて自分の好きなブランドとはちょっと違う方向のブランドに行くのもアリです。目的次第ですが将来的に独立したり自分のブランドを持ちたいなら尚のこと。
鬼のようなマネージャー
入社式は千葉のホテルへ。確か4泊ほどした覚えがあります。
そこで配属された店はアルバイトしていたお店、予想通りでした。
予想外だったのはエリアマネージャー。
ちょうど春になり変更があったとのこと。
小柄だけど強面でとにかく声が大きい。
新入社員相手でも容赦ない。
怒鳴ることはありませんがとにかく威圧感がすごい。
幸い、半年間のアルバイトをしていたのでファッションの知識だったり接客技術はすでに身に付いていたので研修そのものは楽しく過ごせました。
ただマネージャーが怖い。
★あなたも店長やその上のマネージャーとうまくいってないかもしれません。相手を必要以上に意識するよりも自分を変化させることを心に決めましょう。
一年目の実績
晴れて販売員デビュー。
とにかく頑張りましたね。
販売ももちろん、店のディスプレイを積極的に変えたりファッションの勉強したり、色彩検定の勉強をしたり、ファッション雑誌なんて多い時には月に7-8冊購入してました。
★勉強を欠かしてはならない。アパレル販売員になるなら最先端ファッションの情報を持っているのは当たり前。かつ自分のテイストを加える。
服屋だけではなく家電量販店などではクレジットカード作るサービスがあるのをご存知ですか?いわゆる会員獲得ですね。
それが僕のいた会社にあり、そこも注力したました。
昼から出勤の時でも10時には店に行き、夕方終わりの時も残業して、とにかく販売しました。
★とにかく販売員になるなら売上が全て。これは今も変わらないかもしれません。
その結果、一年が終わった時に売上ではかなり上位にいました。
その会社では売上規模に応じてランク付けされていたのですが、僕のいた店は上から2番目のランク。(2年目以降は一番上のランクへ)
その中で4位でした。(同ランクにスタッフは約150人)その年に入った50人の新人の中ではトップです。
ちなみに1位と2位は僕のいた店の先輩2人でした。
社報にずらーっと全てのランクのトップ5人が並んでおり一通り見ましたが新人らしい人はおらず。
全部で50人ほどいたスタッフは選ばれた人たちで、アメリカへ研修旅行へ行けます。
ただ、ここで僕の心を打ち砕くことがおきました。
当時リーマンショックの影響もあり、会社もコスト削減を迫られ。
僕は行けなくなりました。
先輩2人も行けず代わりに行ったのは店長だけ。
★会社は容赦ない。これはどんな業界でも言えるがコストカットは不景気になれば必ず行われます。
ただ、会社創立〇〇周年のため特別インセンティブと売上が目標よら140%達成したので、いつもの給料の倍くらいもらえたのは覚えています。
さて一年目はトップで終えた僕ですが2年目からが勝負です。
続きはまた明日。