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ゆうせいのエッセイ

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映画以外で何か言いたいことがあるときはここに。むずかしいことだけは言わないように気をつけて書きます。
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2020年7月の記事一覧

15歳の女の子の思春期が終わる瞬間を見る映画『胸にTATTOOなんかいれて』

15歳の女の子の思春期が終わる瞬間を見る映画『胸にTATTOOなんかいれて』

今回は思春期にまつわる短編映画の紹介です。恥ずかしながら、僕にもきっちり思春期はありました。思春期だからこその反抗期の愚行をこれでもかと親にぶつけたことがあります。何をどうかんがえてもただの勘違い野郎のバカ野郎で、穴があったら入りたいし、無いなら自分で掘ってでも入りたいです。

僕は思春期の時に「もう親がいなくても生きていけるな」と思ってしまったのです。恥ずかしい!!!

でもきっとみんな大なり小

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42歳の僕は、いまも小学生の夏休みに憧れる――映画『子どものおもちゃ』

42歳の僕は、いまも小学生の夏休みに憧れる――映画『子どものおもちゃ』

小学生に戻って夏休みをもう一度だけ満喫したい。42歳になってもセミが鳴くたびに願っています。夏休みの価値をこれっぽっちも理解していなかった、夏が来るたび何度でも訪れるものだと思っていたあの頃に戻りたいと…

小学生の頃は、鬼ごっこだろうと、ガンマンごっこだろうと、すべての「ごっこ」は真剣勝負であり、あえていうなら命をかけた闘いでした。

捕まったら終わり、撃たれたら終わり。終わりとは死であり、絶対

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映画の胸糞展開から自分のなりたい姿を考えた

映画の胸糞展開から自分のなりたい姿を考えた

胸糞な展開の映画を見ました。大家に追い出された男女を善意で自宅に住まわせたところ、家事しない、お金出さない、だけど口(要求)だけは出してくる話です。一言で言えば、人の善意や弱みにつけこんで、好き勝手やるバカ野郎が出てくる物語です。

『泥濘む(ぬかるむ)』

姉が家に戻ると、妹が拾ってきた若い男女が住み着いていた。お人好しの妹は追い出せず、事態はエスカレート。予想もつかない展開へ…!自らも俳優であ

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