メモ魔から得た読書術
最近、外出できないし、時間もあるので4月から読書を初めて1ヶ月。
読書するからには、インプットしたことを仕事や生活に活かしていきたいと思いどのように読書をすればよいか自分なりに考えていました。
ノートに本の概要をまとめたり、twitterで思ったことを発信してみたり。
どれもやってはいるが本当にこれから活かせるのかと疑問を思い始め、本を何冊も読み進めていく時に「メモの魔力」という本からヒントを得たのでこれから3つのステップで紹介していきたいと思います。(私も忘れたら見返せるように)
①ファクトを正確に受け取る
本に書いてあることをノートに書く、SNSなどに発信することはこの部類に入ります。
本に書いてある文章の意味を理解したり、具体情報を正確に受けとったりして、記憶や記録に残さなければただ文字を追って本を読み進めているにすぎません。
記憶や記録に残すための手段として、本書に書いてあるメモであったり、ノートであったりします。
②抽象化する
抽象化とは①から他に分野に転用可能な気づき(背景や特徴など)を抽出することです。
ex)外出自粛によってパンケーキの素が品切れになっているというファクトがあります。外で家族や恋人などの交流が減り、家で料理という手段をとって交流を図ろうとする背景が浮かびます。また、一人分より大人数でシェアでき、値を張らない商品が売れている(パスタやドレッシング)という特徴が浮かび上がってきます。
私は本を読んで、書かれている言葉をただ鵜呑みにしていることにこの本を読んで気づきました。本に書かれている事象でしか、活用しない、活用できないと思っていました。
様々な自己啓発本やビジネス書を読んで、その人の思いや意見を理解しただけ、ノウハウやスキルをただ覚えるだけでなく、役に立ちません。
その人の思いや意見を通して何を伝えたいのか、他のことに活かせることはないかを自分なりに仮説立てて、読むことが大事だと思いました。
そして、仮説立てたことは、調べるなり、行動に移してみるなりして仮説を立証していくことが大切だと考えました。
また、限られた時間の中で物事を説明する時にも、抽象化は役に立ってくれます。
③転用
転用とは②をさらに別の何か具体的なものに移して考えることです。
読書だと書かれている文章の背景やその本が本当に伝えたいことを抽象化する。抽象化してあるならば、抽象化したことを文字にして、自分の行動に当てはめることに当たります。
言語化して自分の行動に当てはめることで、自分の潜在意識に刷り込まれ様々な場面で本で読んだことがすぐ行動に移しやすいと思います。
最後に
読書をして何かを学ぼうとする姿勢、目的を持って読書をしたインプットすることが抽象化や転用に繋がり、自分の行動や人生が変わっていくと思います。これからも本を読んで知識を得たり、読書を通じて経験を得たりして、人生を豊かにしていきたいと思います。
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