【受験者必見!】TOEIC IPテスト(オンライン)の特徴と注意点
こんにちは。今回はTOEIC Listening and Reading IPテスト(オンライン)を受験するということで、その特徴と対策をまとめてみました。今後オンライン形式のテストが増える可能性は十分にあるので参考にしていただけたら嬉しいです!
なぜオンライン形式のTOEICを受験するのか。
まず、はじめに私がTOEIC Listening and Reading IPテスト(オンライン)を受験することになったきっかけをお話ししようと思います。
2020年夏に大学のプログラムでTOEIC IPテストの受験料を全額補助してくれるというものがありました。当時はTOEICを受けようとは思っていませんでしたが、友人の誘いで「無料だし受験してみるか」と決意することとなります。そしてやるからには全力でやろうということで友人と目標設定や勉強報告をして切磋琢磨しています。これが今回TOEICを受験することとなった流れです。
それでは、次になぜオンライン形式になったかということです。それは、当初大学構内で実施される予定だった試験が感染症対策のため大学への立ち入りが禁止されてしまったからです。つまり、完全に偶然オンライン形式のTOEICを受けることになりました。オンライン形式のTOEICを受験したことがある人が自分の周りにもいないので、調べてみた結果をここでシェアします。
TOEICオンラインの試験内容について
Listening 45問/約25分間 :Score 5 〜495点
+
Reading 45問/37分間 :Score 5〜495点
↓
Total 90問/約1時間 :Score 10〜990点
TOEIC Listening and Reading IPテスト(オンライン)では、CAT(Computer Adaptive Test)の仕組みを取り入れている。
つまり、CATを採用することによって受験者の能力をコンピューターが自動で見極めてより短時間でスコアを算出することを可能にしているということですね。通常版TOEICでは試験時間が約2時間と長く、集中力を維持できるかどうかがスコアに大きく影響してくるので、それが半分の時間で採点してくれるというのはありがたいのかもしれません。
一方で、問題数が少ないので1問あたりのスコア全体に占める割合は大きくなります。そのため、ひとつのミスがスコア全体の足を引っ張ってしまうということに繋がりかねません。
問題構成について
リスニングセクション(約25分間)
リーディングセクション(37分間)
受験の注意事項
まずは公式で発表されている注意事項をいくつか紹介します。
・「テスト実施期間中」受験は24時間可能
・リスニング問題の際には必要に応じてヘッドフォンやイヤホンを用意
・タブレット、スマートフォンでの受験は不可
・PCの動作環境については以下の条件を参照
オンライン形式のテストは基本的には試験を受けることができる日にちが1日のみではないことが多いです。自分の都合のいい日にちに受験することができるので、万全の状態で試験に臨むことができます。
また、受験の時間帯も自由です。あなたの生活スタイルに合わせた受験が可能です。
私は断然朝に受験することをおすすめしたいと思います!脳科学者の茂木健一郎氏も「朝の3時間は脳が最も働くゴールデンタイム」と語っている通り、テストステロンというホルモンがガンガン分泌されている時間に受験するのが良いのではないでしょうか。
また、朝なら夜に比べてインターネット環境がいい場合が多いと思います。
まあ、これは私の意見であって、受験するあなた自身で好きなように受験時間を設定できるのはオンライン形式のテストの強みだろうと思います。
次に、ヘッドフォン・イヤホンを用意してくださいとのことですが、これに関しては自分の好みでいいと思います。私は普段スピーカーで聞くことが多いのですが、試験会場ではイヤホンでリスニングができないので、大きなメリットと感じる方も中にはいるでしょう。確かに、音声だけに集中することができるので聞き漏らす心配が減りそうです!
タブレット・スマートフォンでの受験不可については、画面のサイズ的にも納得できます。特にリーディングのPart7に関しては大きな画面のほうが一度にアクセスできる情報量も多く、解きやすくなることでしょう。
PCの動作環境については、受験前によく確認しておくことが大事そうです。OSやブラウザの指定もあるのでちゃんとチェックしておきましょう。特にMacユーザーの方はSafariが使えないということなのでGoogle Chromeをダウンロードしておきましょう!
ダウンロードはこちらから↓
https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome/
禁止事項の確認
公式サイトに掲載されている禁止事項を一部紹介します。
これを見た感想は、当たり前のことだなということです。こんなことは言われなくてもやらないのが当たり前ですね。「Authorization Codeを提供、譲渡、転売」なんていうのは替え玉受験と同じようなものだと思います。
自分の実力を図るためのテストなので不正行為は行わず、真剣勝負をしましょうという感じです。
疑問について(気になったこと)
最後にはなりますが、「TOEIC Listening and Reading IPテスト(オンライン)のスコアって公式記録になるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
少なくとも私自身はすごく気になりました!
そこで、TOEIC Program<IP テスト(オンライン)>のヘルプセンターに問い合わせてみました。
その結果、、
オンラインテストのスコアが正式に認められるかどうかは「場合による」ということでした。
それはどういった意味かというと、大学の単位認定であったり就職活動のエントリーシートであったりの指示によるということです。公開テストのみ受け付けている場合や、公開テスト+IPテストの結果の提出を求められる場合があるため一概に提出できる記録であるとは言い切れないそうです。
ただ、TOEIC側からするとマーク式のIPテストとオンライン形式の試験は同等のスコアとして認めているとのことでした。つまり、スコアの価値は同じだということです。
要するに、オンライン形式を受け付けている提出先の場合は公式な記録として認められるということです。もし、認定されないとしてもスコアの価値は同じだということは、IPテストなり公開テストで受験しなおせば同じようなスコアを出すことが可能であるということでしょう。
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