何か一つでも『病的な得意』を作る
僕らには、何かしらの強みが備わっている。
天才はもちろん、秀才も、凡人にですら備わっている。
「そんなのないよ!」という考えが浮かんだ場合、それはまだ眠っているだけである。
強みは、一種の価値観として処理されることがある。
例えば、あなたは計算が得意だったとしよう。
さらにスキルを磨くため、計算が早い人たちのコミュニティにいくとする。
しかしその環境では、計算が少しばかり早くできたところで、が強みと捉えられることはない。
ここで逆に、計算が苦手な環境に身を置いたらどうだろうか?
貴重な人材として、重宝されることだろう。
これが価値観であり、市場価値と呼ばれるもの。
日本ではまだまだ多くない英語を話せる人が、アメリカに行って「英語が話せます」と言われても、当然のこと過ぎて価値は薄い。
わかりやすいスキルで記載したが、もっと細かい部分で人それぞれ”得意”が眠っている。
漫画BLEACH 12巻に収録されている番外編『a wonderful error』では、なんでもないキャラクターがとても興味深いスキルを見せた。
『水色』と呼ばれる、主人公と同級生の人物は、”言い訳”が病的に得意__というのだ。
自信を持って「言い訳が得意です。それも病的に」こんなことを言える人が、あなたの周りにいるだろうか?
だいたいが「言い訳するな!」と叱られ終わるのがオチだろう。
得意と言えるほどのレベルは、つまり何かしらのスキルということだ。
こういった能力を、言えるだけでも強い。
世の中には、スキルをお金に変えている人も多くいる。
「スキルがまだない」
「どうやって作っていったら良いかわからない」
いろんな声が飛んできそうではあるが、僕らには何かしらの才能が眠っている。
自己理解を進め、本当の自分を発見するのが一番の近道だろう。
何か見つかったら、極めるつもりで鍛えよう。
『病的な得意』を作ることができたら、それは立派なスキルで、世に通用するあなたの武器になる。
まだ発見していない自分を見つけ出そう。
見つけられたことに、喜びを見出そう。
僕から新しい世界へ。
<参考文献>
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自己理解や自己分析にはこちらがお勧め。
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