おすすめnote詩「灰色の夢」

まず写真を見た。灰色の雲。灰色の文字のタイトル。黒と白を混ぜた色。二つの間の色。溶けた色だし、曖昧な色かもしれない。ぼんやりしたもの。そういうもの。灰色というものは。

詩のなかでも二つの相反するものがたくさん出てくる。そのどれもが灰色だと言っている。「灰色の夢」夢が間にあるものだとしたら、何と何の間にあるものだろう。生死。眠りと起きてる間のもの。そうか、たしかに夢も灰色なのかも。

喜怒も哀楽にも間がある。信じること、信じないこと。白黒つけるのが苦手だったりする。だからいつも溶けた色の中にいる。灰色を解いてあげたい。もしそうしたら黒と白に別れていくのだろうか。それとも薄い灰色と濃い灰色に別れていくだけだろうか。わからない。わからないことが世界には多い。灰色ばっかりだ。でも灰色と決めることができた。これは何色?

今日のメモ ↓

この記事が参加している募集

#読書感想文

188,766件

夢は詩のコンテストを主催することです。サポート頂けましたら運営資金に使用させて頂きます。優勝者の詩は例えば新聞広告の全面で発表する、などを夢見てます。ですが当面はインタビュー時のコーヒー代。謝礼等に使用させて頂きます。