ローズ香料6種類嗅ぎ比べ
ローズの香料と言っても、様々な種類があります。
よく使われるのはRosa damascenaのRose absoluteとRose otto(oil)ですが、他にはどのようなものがあるでしょうか。
今回は、ガリカ、アルバ、センティフォリア種と、特別なダマセナ種の香料を入手したので、香りを比べてみます。
■ Rose Gallica Absolute(ガリカ種)
(aka Apothecary's Rose absolute)
ロシア産
製品説明には、「ムスキーなニュアンスのあるグリーンで瑞々しいリンゴの香り」とあります。時間が経つと、Bulgarian (melted) + Turkish (intense) + Moroccan (sweet) だそうです。
個人的な香りの印象は、rich, rosy, complicated, gorgeous, warm, no spicy side, musky, perfumy です。
■ Rose de Mai Absolute(センティフォリア種)
モロッコ産
製品説明には、「温かく深みがあり、蜂蜜のような甘さがある」とあります。
個人的な香りの印象は、sweet, geranium like, green, gorgeous です。
■ Rose Absolute, Trilogy(ダマセナ種)
ブルガリア、モロッコ、トルコ産(フランス製造)
製品説明には、「温かく蜂蜜のニュアンス、スパイシーでわずかにアニマリック」とあります。
個人的な香りの印象は、rosy, woody, hay like, tobacco, spicy, cool です。
■ Pink Rose Absolute Supreme(ダマセナ種)
ブルガリア産
製品説明には、「フレッシュで明るく、瑞々しい。PEAの割合が66.6%と高く、反対にEugenol が0.5%と非常に少ない。(通常1-2%)」とあります。
個人的な香りの印象は、rich, not complicated, cool, perfumy, smoky aspect です。
■ Bulgarian Rose Absolute Super Premium(ダマセナ種)
ブルガリア産
18hrs on the smelling strip
製品説明には、「温かいスパイシーフローラル、ベルベットのような赤いバラ、試香紙で18時間香りが持続する」とあります。
個人的な香りの印象は、honey!, rich, sweet, complicated, gorgeous, spicy です。
■ White Rose Otto(アルバ種)
ブルガリア産
製品説明には、「採取したときはレモンとバターのニュアンス、現在はよりデリケートでソフト、フェミニン」とあります。
個人的な香りの印象は、lactonic, sweet, sour, clear, yogurt, カルピス です。
モスカータ種の香料も注文して現在到着を待っているところなので、入手次第こちらに更新したいと思います。
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