見出し画像

業界予測:香水市場は2026年までに569億8000万ドルに達する見込 [p&f 2021年12月8日]

perfumer & flavoristの記事を翻訳しています。
前回はエッセンシャルオイルのマーケット規模についての記事をピックアップしましたが、今回はフレグランスです。

Fortune Business Insightsの記事がまとめられたものですが、シンプルにまとまっているので、より詳細は最後のリンクをご参照ください。

驚いたのは、香水のタイプの中で最も賦香率(香料の濃度)が高い、エクストレドパルファムのシェアが最も大きいということ。
日本ではこの3分の1にも達しないのではないかと思います。

https://www.fortunebusinessinsights.com/perfume-market-102273


***

業界予測:香水市場は2026年までに569億8000万ドルに達する見込

2021年12月8日
by Tony Scianna

本レポートでは、プレミアム製品やオンライン購入の需要の増加が、予測期間中の香水の世界市場の成長に貢献すると予測している。

Fortune Business Insightsのレポートによると、世界の香水市場は2026年までに569億8000万ドルに達し、CAGR4.8%で成長すると予測された。可処分所得の増加と化粧品需要の増加が、プレミアム香水製品の需要を促進しているという。

オンライン購入の増加とともに、プレミアム商品への需要が高まっていることが、2019~2026年の予測期間中の香水の世界市場の成長に寄与すると予想されている。

オードパルファムは安価であることから、最も成長する分野となる見込みだ。

エクストレドパルファムは、香料の濃度とエッセンシャルオイルの含有量が高いことから、世界的に見ても最大規模となっている。

アジアパシフィック地域は著しく成長し、世界香水市場の最高収益を更新する可能性が最も高い。北米は、今後数年間で着実な成長を遂げると予想された。

この市場レポートには、市場の促進要因と抑制要因、チャンス、課題が含まれている。また、潜在的な地域的発展や競争環境についての考察も詳細に記載されている。

全レポートはこちらからご覧いただけます。

***

原文はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?