水曜日の俳句3
アスファルトに戦争還りの穀象虫
雪国にをり代引で夏を買ふ
音楽はいらぬ水田の声を聴け
乳房の辺りで聴こゆ蚊の悲鳴
噴水はミクロな僕の宇宙都市
赤茄子の余力を含むクラッカー
夏の雨おいしくなあれアスファルト
ヒトを許す時カブトムシは濡れている
ここ最近の毎日俳句から。
みずみずしい気持ち、ではある。
が、こうして見ると、まだ完成していない気もする。
作句の瞬間は楽しくてウキウキなのさ。
それも大事だけど、何度も見返してこねくり回すのも大事。
反芻も楽しまないとなー。
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