冬の景色、冬の色
冬の空は美しいなぁ
奥羽山脈を超えてくる雪雲の塊が、山の上に迫り上がってきて、山々と空に雪煙のヴェールをフワッとかける。
そこに、夕陽の色が融けて、金色やオレンジ色や赤色に揺らめく。
その上の空は、どこまでも青く、高く高く澄んで、ピーンッと張り詰めている。
青、紺、白、黒、灰、緋、橙、黄、赤。いろんな色が沢山あるのに、冬の景色はなぜかカラフルな感じはしない。
その代わり、光が優しく低いから、トーンが豊かでとてもグラデーションに富んでいる。
そんな冬の景色が、空気が、わたしな大好きなのです。
冬の澄んだ青空は、抜けが良くコントラストが高いリバーサルフィルムやデジタル写真との相性が良い気がします。
カラーネガフィルムだと、少し抜けやコントラストが足りなくて、高く澄んだ空気感の表現が難しい気がするのです。
もちろん、使うレンズや機材、撮影時の状況もかなり影響するので一概には言えませんが、そんな気がするという私の私見ですけどね。
とは言え、リバーサルフィルムは価格や入手性、現像対応店舗の問題などなかなかハードルが高いので、デジタルが現実的ですね。
どんな条件、機材でも、自分が見つけて美しいと感じた風景を再現できたら嬉しいですよね。
冬は、寒さや雪、強い風など、屋外撮影には厳しい季節ですけど、だからこそ一枚一枚の価値はより高まりますね。
外に出るのが億劫な季節ですが、みなさんも冬の美しさを探しに出掛けてみては幾何がでしょうか?
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