女子高生とチーズケーキの衝撃
昨日、Eテレの『グレーテルのかまど』でチーズをつくっていた。その様子を見て、高校時代、バレンタインにチーズケーキをつくってきた子がいたことを思い出した。
しかも彼女がつくってきたのは、レアチーズケーキだ。そんなもの手作りできることなど知らなかった私は心底驚いた。その子に作り方を聞いた。聞いたところで自分でつくる気など微塵もないのだが、それだけ衝撃だったのだ。そこでクリームチーズという存在を初めて知った。
それまで、我が家の冷蔵庫に存在したことがあるチーズは6Pチーズとスライスチーズ(とろけたり、とろけなかったり)のみだ。テレビで世間にはブルーやらカマンベールやら、ものすごく臭いものやら色々なものがあることは知っていた。が、私のチーズの定義は6Pチーズとスライスチーズだった。
あ、カマンベールといえば、6Pチーズと見せかけたカマンベールチーズもいたことがあった。知らずに食べたときの騙された感といったら、もう。いつものじゃない!驚きと同時にこれがカマンベールってやつかぁと。改めて口にしてみる。中のトロっとしたところは好きだが、外側の固いところは苦手だった。これが美味しいと思える日が来るのだろうな?お子さま舌はそんな心配をした。
そんな貧相なチーズ知識しかない私にとってクリームチーズなんて、なんぞや!だった。世の中のチーズケーキはそのようにして作られているのかと。ほー。と感心ばかりだった。知ったところで、スーパーで探すことものなく過ごすのだった。その後、あのkiriのCMが流れるようになり、これかー。などと思ったのだった。
あれから何年も経つが未だに自分でつくることはおろか、買ったこすらないままだ。作り方だけは昨日のテレビをはじめ、様々なものを見聞きして知識だけはある。その知識を役立たせる気は…ない。
ちなみにそのクラスメートのチーズケーキはおかわりしたいほど美味しかった。
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