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「突発性難聴」になって3ヶ月。様々な「耳鳴り」について。

昨年10月の末、まさに突然、左耳に激しい耳鳴りが。「ボ〜〜〜ン」という非常に不快な音が聞こえてきました。いてもたってもおられずに、その日の夕方、すぐに近所の耳鼻咽喉科へ。

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■はじめての診療と診断

医師は簡単な聴力検査を行い、耳の穴を拡大鏡のようなもので覗き込みました。「うむ」「先生、病名は?」「突発性難聴って知ってる?」「はあ、芸能人がよく罹ってますねえ」「あなたも突発性難聴やな。原因はストレスによる血行障害が多いんやけど、あんまりよくわかってないんや」

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■処方された薬

プレドニン錠・・・ステロイド剤です。とりあえず、一週間服用しなさい、と。ステロイドはあまり長々と服用すると副作用が出ます。しかし、劇的に効くので、急性期には処方する、ということでした。

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メチコバール錠・・・ビタミンB12。ビタミンB12は末梢神経を正常に保つためにビタミンです。難聴や耳鳴り、頭痛などに効果があると考えられているため、突発性難聴治療時にプレドニン錠と組み合わされて使用されます。

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カルナクリン錠・・・血流改善薬。脳の血流を改善させる薬を服用することで、内耳の血液循環を改善させます。耳鳴りやめまいなど突発性難聴の副症状を治療するのに有効です。

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◎あと、ステロイドが胃を荒らすというので胃薬も処方されました。

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■3ヶ月間、薬を飲んでみて

大きな耳鳴りはなくなりました。しかし、「シーーーン」という音が、いまも、左耳から聴こえています。処方箋薬局の店長から「耳鳴りは一生のつきあいになりますよ」とイヤなことを言われました。しかし、現実、そのとおりのようです。次の項で紹介する芸能人の方々も「耳鳴りとは一生つきあっていく覚悟」だそうです。

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クスリ以外の治療方法として医者からアドバイスされたのは、「ストレスを溜めないこと」「睡眠を充分にとること」「脂質の多い食べ物はさけること」「ヘッドホンなどで音楽は聴かないこと」。最後の音楽を聴かないこと、が辛いです。せっかく、昨年10月に、「IPod」を買ったのに、いまだに使っていません。涙

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■芸能人の場合(1)

Hey!Say!JUMP八乙女光(31)が29日、NHKラジオ第1「らじらー!サタデー」に出演し、左耳の突発性難聴の治療に専念するため一定期間活動休止すると発表した。関係者によると入院はしない予定という。
眠れないほど耳鳴りが続いたため、病院に行き突発性難聴と診断されたという。複数人がしゃべっている状況では誰が何を話しているのかわからなくなるなど、バラエティー番組や音楽活動への支障が出てきたという。
日刊スポーツ [2022年1月30日5時0分]より引用

芸能人、とくに歌手にとって、耳鳴りや難聴は辛いでしょう。耳は商売道具ですから。同じ病気に罹った、先輩の堂本剛さんに相談したそうです。

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■芸能人の場合(2)

元「Wink相田翔子さんも「突発性難聴」で入院したひとりです。

1995年、人気アイドルデュオ「Wink」の活動停止を事務所に告げられた直後、右耳に突発性難聴を発症した。
 突然片方の耳が聞こえなくなったり、聞こえにくくなったりする病気だ。多くは、耳鳴りを伴う。耳の一番奥にある内耳の障害で、ストレスとの関係が指摘されている。
 全盛期の勢いはなくても、2人で続けたかったのに、事務所からソロ活動を勧められた。「一人じゃ無理、解散なら引退したい。どうしたらいいの……」。激しい葛藤を抱えていた。
 2週間の入院中、薬物治療を受けた。目覚ましい効果はなかったが、その時に思った。「普通の女の子が、多くの人に歌を届けることができたなんて奇跡。人前に出るのが苦手でも歌を続けなきゃ」。気持ちが前向きになると、聴力が徐々に回復していった。
ヨミドクター 2021年12月18日配信より引用

いまでは「耳鳴りと共に生きていく」覚悟が出来た、と語っています。

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今回は、私と同じ「突発性難聴」で苦しんでいらっしゃるかたがいるかな、と思いこの記事を書きました。治療の参考になれば幸いです。

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