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沢田研二「これからも頑張ります」 主演男優賞受賞「第96回キネマ旬報ベストテン」

歌手・俳優の沢田研二が「2022年 第96回キネマ旬報ベストテン」主演男優賞を受賞した。映画『土を喰らう十二ヵ月』での演技が認められた。


同映画は、水上勉の料理エッセイを原案に中江裕司監督が映画化。長野県白馬村を中心に2020年2月から日本映画では異例の一年半におよぶ撮影を行い、ひとりの作家の生き様と四季(二十四節気)の移り変わりを描いた作品。沢田は、人里離れた信州の山荘で、犬のさんしょと悠々自適に暮らしながらも、13年前に亡くなった妻の遺骨を墓に納められずにいる男の心の機微を巧みに演じた。


「太陽を盗んだ男」の主演を演じたときは、今村昌平監督「復讐するは我にあり」が賞を総ざらえしたので、意外にも主演男優賞ははじめて。

ジュリー!おめでとうございます!

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