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【シリーズ・維新の不祥事】 恫喝維新の会代表・馬場伸幸。れいわ新選組の舩後議員の『生きる権利を守る社会にしていくことが、何よりも大切です』という命の叫びに、「命の選別」をしたいという欲望を丸出しにした。(障害者、重病人は死ねという馬場伸幸)

京都でALS患者の女性が元厚労省医系技官ら2名の医師によって殺害された事件が発覚した際は、松井代表が〈維新の会国会議員のみなさんへ、非常に難しい問題ですが、尊厳死について真正面から受け止め国会で議論しましょう〉などと呼びかけ、そこに足立康史(チキン野郎)氏や音喜多駿(クルクルパー)・参院議員らが同調。

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だが、もっと酷かったのが馬場幹事長で、馬場幹事長は自身もALS患者であるれいわ新選組の「舩後靖彦・参院議員」がこの事件を受け〈「死ぬ権利」よりも、「生きる権利」を守る社会にしていくことが、何よりも大切です〉といった声明を出したことに触れ、「議論の旗振り役になるべき方が議論を封じるようなコメントを出している。非常に残念だ」などと非難

弱者や病人が大嫌いなクズ人間の馬場伸幸が「尊厳死」の名を借りて「命の選別」をしたいという欲望を丸出しにした挙げ句、当然の権利を訴えた舩後議員に「議論を封じるな」とまで言い出したのだ。

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舩後議員は声明のなかで〈難病患者や重度障害者に「生きたい」と言いにくくさせ、当事者を生きづらくさせる社会的圧力を形成していくことを危惧する〉とも言っていたが、馬場幹事長の言っていることは、まさに「生きる権利を守る社会」「生きたいと思える社会」という舩後議員の主張を封じ込め、また多くの難病患者や重度障害者の「生きたい」という口を塞ぐものだ。

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 しかも、この馬場幹事長の発言について問われた松井代表も、馬場幹事長と同レベルの認識であることが露呈した。

馬場幹事長にしても、松井代表にしても、「尊厳死」の名を借りて、「命の選別」をしたいだけというのは、もはや明らかだろう

 グロテスクな優生思想をここまでむき出しにするとは驚きだが、しかし、こうした「命の選別」思想は、維新の本音にほかならない。維新の底流に、橋下徹元大阪市長から連綿と続く、人間を経済効率でしか見ない、新自由主義的な弱肉強食思想があること高齢者や障害者、生活困窮者にかかる医療や福祉の費用を、いかに社会資源の無駄と考えているかがうかがえる。

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尊厳死」や「命の選別問題」だけではありません。維新の馬場伸幸は、「人種差別」「部落差別」に関する暴言も多々あります。

維新は蓮舫氏に対して「二重国籍」問題を攻撃してきたが、今回の選挙公約においても〈二重国籍の可能性のある者が国会議員となっていた事例に鑑み、外国籍を有する者は被選挙権を有しないことを定めるとともに、国政選挙に立候補する者は自らの国籍の得喪履歴の公表を義務づけます〉などというグロテスクな純血主義・人種差別を全開にした公約を盛り込んだ。この問題について、投開票日にTBSラジオで放送された『総選挙スペシャル2021』では、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏が「これ自体が偏見や差別を助長する政策ではないのか」と馬場幹事長を追及。しかし、馬場幹事長は「公人ですからきちっとした経歴を明らかにするのは当たり前」「“人歴”をオープンにするのは当たり前」などと開き直った上、評論家・荻上チキ氏から「たとえば被差別部落出身であることを書け、とは言わないと思うんですけど、国籍についてはどうして求めることが妥当なんでしょうか?」という質問に対し、「同和地域の出身の方は同じ日本人ですからそういうことを公表する必要はまったくないと思いますけれども、どこの国籍を持っていたかとかいうことは(中略)オープンにしていただく必要がある」と回答。荻上氏が「帰化された方などにかんしては同じ日本人というカテゴリーとはまた別という理解ですか?」と問うと、馬場幹事長は「そうですね」と言い切ったのである。

上の動画のインタビュー「文字起こし」は、こちらのページで見ることが出来ます。

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馬場幹事長の問題はさらにある。それは「金の問題」だ。

 馬場幹事長は自民党堺市議時代の2009~2010年に、自身が代表を務めていた党支部を介して計415万円を自らの後援会に還流。これにより税金の還付を受けていたとみられている。また、同じく市議時代の2007年には、大阪府警から「暴力団員と社会的に非難される関係を有している業者」とされた警備会社から12万円の献金を受けていたこともわかっている

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まさに「維新は反社会団体」であり、その親分にあたる馬場伸幸は、「恫喝維新の会」そのものなのである。

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