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片付けられない女。

おはこんばちは。あまたです。

シリーズとして「双極性障害と共に生きるということ」を書いてますが、診断されてからその後判ったのが「実は生まれつきのADHDだった」ってことでした。

またしてもタイトルバナーは過去の私の絵なんですが、まさにこんな感じです。うち。ADHDの典型、片付けられない女。

いや、タンスも本棚もゴミ箱もあるんですよ。ただ、なんか置きっ放しになっちゃうんですよ。それで、探し物をする時に、自分の思考を推理して

「多分私ならあれはここに置くはずあった!!

って部屋から掘り出したりします。

いや…まだ見つからないものがあるんですよ。19平米しかない部屋なのに。
ミネラルショーでしこたま買った色んな石標本…結構な額なのに…というか今金がないので(いつでも)石でも売っぱらっちまうかーと思ったらこれです。
多分、引っ越してきたままあのクローゼットの奥に置いてある、ダンボールの中にあると思うんだけど、開いてません。

…8年ほど。


えっ開いたらいいじゃんって?また散らかるんですよ。
ただでさえ、タンスがあるのに服が今座ってる椅子の後ろに1mくらいの高さに積み上がって地層になってるのに。

他のADHD人がどうやって地層を管理してるのか聞きたいですね…。
なんかたまにちょろりとした虫とか死骸が出てきます。でも片付けられません。洗うけどまた積みます。詰みます。

実は今あるタンスや収納は、つくばに住む実家の親がキレて持ち込んで、そこで私も「勝手なことしないでー!」ってブチギレしてぎゃんぎゃん言い合いになったんですが、こう…うまく機能してないです。
キッチンに置くはずだったキャスターも、一度小麦粉にカツオブシムシがわんさか湧いた時から手をつけてません。
中を開いたら、なんか嫌なもの見ちゃいそうで…
一事が万事、そんな感じ。

それでも私は他のツイッタラーなADHD人からすれば「うまく生きている方」らしいです。

そうそう。何故「大人のADHD」ではなく「生まれつき」と診断されたか。

私、実は生まれた時に、死んでたんですよ。

親が言う話なんですけどね。生まれた時に泣かないから変だなと思ったら、育ちすぎた上にへその緒が絡んで、紫色で出てきたらしいですよ。母親の股から。
看護師が逆さまにして、思いっきりぶっ叩いて生き返ったらしいです。

「まあ、生まれた時には既に髪の毛あるし、シワもないし、3800gもあるすごい赤ちゃんだったわよー」と生まれて40年以上経つのに言います
仕方ないです、親からしたら幾つになっても子供は子供…

そこから回想は初診の精神科で色々ペーパーテストをやらされまして。そこでニッコリと医者に「あなた生まれつきADHDね、思い当たる節あるでしょう、今までの人生で。」と告げられたわけです。

初診の病院が閉院になって、転院した時にカルテを見たんですが、しっかり書かれてましたね、備考に「出生時チアノーゼ」って。

つまり生まれてすぐに酸素が足りなくて脳にダメージがあったらしいですよ、ってことを、生まれて40年経ってから初めて診断されたんですね…

あー…(思い当たる節がありすぎる)

最近はあまり言いませんが「おっちょこちょい」という言葉がありましたね…いわゆるそういう子でした。忘れものが多い、覚えられない、片付けられない、注意散漫。あとついでにLD(数字の学習障害)もありましたね〜

で、今どうやって普通の人に擬態するようにしてるかというと。

重要書類は最初にめんどくさくても机の上の一角に置く。
(必然的に机が山盛りになって注意散漫になる)
すぐ忘れるのでデスクの横にはホワイトボード。
(書いてないものは忘れる
洗濯物と洗濯済みのものは手の感触で見分ける。
(しかし椅子の足で踏んじゃって埃まみれになってまた洗う
領収書のExcel計算は使い回す。しかし実はMOSエキスパート所持してる。
(最初は某社さんが呆れて雛形を作ってくれました…)

あっ、努力してることはあります。
必ず何か一つ、ものを持って移動するルーティンを忘れない。
(手ぶらで動かない)
これは、ゴミ袋まみれや食べた食器まみれになるのを防げてる…

あっ、食器の洗い物ね、よく腐らせます…
親が来た時に「お、食器がいっぱいあるな!」ってニヤニヤされたけど、誰もうちになんて来ません。

すぐに洗えないんで食器が多いんです…(下の方は汚泥)

食洗機が買えるような環境だったらこんな生活してないと…
思いたいです…

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