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双極性障害と共に生きるということ #1

今回は真面目な話。私は双極性障害Ⅱ型という「持病持ち」です。これはもう、16年も付き合って共生しているので、私の一部となっていて、私を語る上では避けては通れない話です。

何故この話題を書こうと思ったか?
それはね、この病気にもなったことがない人が、「躁状態の想像力豊かになるっていいなー」って語っててちょっとカッチーンときたからです。
いや、言うのは自由だよ?だけどアップダウンの波、めちゃキツイですから。「大変ですね辛いですね」と言われても私の1/3の人生否定されるようなもんだし。

病気を知るのはいくらでもそういったサイトを見て勉強すればいいです。
身近にそういう障害持ちが結構いるという、想像力を働かせてほしい

双極性障害とは

双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。 激しい躁状態とうつ状態のある双極Ⅰ型と、軽い躁的な状態(軽躁状態)とうつ状態のある双極Ⅱ型があります。 躁状態では、気分が高ぶって誰かれかまわず話しかけたり、まったく眠らずに動き回ったりと、活動的になります。(https://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/

私はⅡ型なので「軽躁」と「鬱」を繰り返す病気で、ここで知って欲しいのは、双極性障害に鬱のような「完治」はなく、「寛解」状態を保つ事しかできない、脳の難病(これには賛否両論あると思う)と思ってください。
障害、がつきますんで、「脳の障害者」です。
手帳、持ってます。
そして私が今寛解状態かと言うと、自己判断はできないです。多分今、色々新しい事に手を出しまくっているので「軽躁状態」だと思います。

病気の特徴(私の場合)

軽躁状態の時
・金遣いが荒くなる
・収集癖が出る
・万能感が強くなる
・体調が良くなり多少の無茶をしても大丈夫になる
・やたらと明るくなるがキレやすくなりトラブルが増える
・新しいものに精力的にチャレンジしていく
・創造性がアップして創作活動が盛んになる

鬱状態の時
・後悔ばかりして死にたくなる
・自罰的になって「全て私が悪い」状態になる
・過眠、起き上がれない、何事も億劫で苦痛になり身の回りの事ができなくなる
・体調が常に悪く何をしてもすぐ動けなくなる、節々が痛くなる
・やたらと泣く
・過食する
・今までできていた事ができなくなる
・塞ぎ込む

…だから私の場合ですよ。特徴的なのは性的逸脱がないこと。珍しいと言われますが、私は所謂LGBTQAのAなので(これもまた別の時に書きます)そこかなと思います。

過去のmixi日記で診断されたメモが残っていたんですが、当時の主治医曰く
ADHDが混在している双極性障害。ADHDは混線、躁鬱はオーバーヒートと覚えておいて。ADHDと統合失調症は表裏一体だけど、貴方は生まれつきの知能が高いADHD。そうでないと自営業どころか今まで一人で傷病関係の書類を一人で揃えることもできないはず」

うわあ、実は二重苦だったあ〜。

うん、疲れたので今回はここまで。シリーズとして続きますよっと。

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