すらすらと書けるようになりたかったのです。
絵が下手です。
楽器無理です。
みんなでやるスポーツ大嫌いです。
でも、そんなどんくさい私でも文章なら書けるかもと思ったのです。
似顔絵をスラスラと書くように、リードをジャンジャン鳴らすように、ゴールにシュートを決めるように。
できなかった私が、文章なら、そんな風にできるんじゃないかなと思ったわけです。
noteのまっ白な画面を開くと、なんでも書けるような気がしますよね。
でも、無理でした。すらすらとなんて書けません。わずか800字でも、行ったり来たり、書いては消しての繰り返し、ちっとも、前に進みません。
他の人のnoteを見ているの、まるで、マジックハットから鳩が飛び出すように、ポッポと言葉が出てくるんですね。
なんでやねん?
本音で書いてるから、思い付いたことを素直に書いてるから。
そうなんや。
noteの記事読んでいると、その人の息づかいを感じることはないですか。
ポン、ポン、ポンと弾むようなリズム、ゼーゼー、ハーハー苦しい息、ブワーっと長い息。
やっぱり、本音で書くと息づかいが聞こえて来るんですね。
スラスラと、息づかいが聞こえるような文章を書ける人になりたい。
そう思ってます。
さあーて、まあ、ひとまず明日は、外で思いっきり息を吸ってこよう。
でもね、本当はね、今すごく眠たいんです。
みなさん、おやすみなさい。
ZZZ
聞こえたかな。
(おわり)
この記事が参加している募集
サポート代は、くまのハルコが大好きなあんぱんを買うために使わせていただきます。