見出し画像

こんにちは、葉月ようかです。
数日前、アレルギー物質を減らした卵が開発されたというニュースを耳にしました。それを聞いて、人間のいいように植物も動物も変えられている今の世の中について、少し立ち止まって考えたいなと思いました。

イメージ

このニュース記事を探して読んだところ、まだ実用化を目指している段階らしいのですが、遺伝子を変化させるゲノム編集技術を活用して、加熱すればアレルギー物質をほとんど含まなくなり、卵アレルギーの人でも食べられる可能性があるそうです。
また、インフルエンザワクチンは鶏卵に接種したウイルスを培養して作るため、重度の卵アレルギーをもつ人は接種できないことがあるようで、開発した卵を使えば、こうした人もワクチン接種できるようになるそうです。


イメージ

アレルギーの子供達のことを考えると、メリットも多いかもしれません。
しかし、こんな風に品種改良されていく植物や動物が、どんどん増え続けて、新たな問題を引き起こしているような気がしています。

例えば小麦。
アメリカでは高度成長期に、ハリケーンによって小麦が不作になって食糧が不足することを懸念し、ハリケーンにも負けない背丈が低い品種に改良されたそうです。すると多くのグルテンが含まれるようになっていきました。
グルテンは粘り気と弾力を与える効果があり、パスタやうどんのもちっとした食感や、パンのふわふわとした食感も生み出してくれます。

しかし、私たちの体には悪影響を与えることが知られています。アトピーや喘息などの食物アレルギー、頭痛や腹痛、倦怠感、肌荒れなどのアレルギーと自覚しにくい症状もあったり、リーキーガット症候群のように、腸に穴が空き、腸内にあるべき細菌や食べ物が体内に漏れ出してしまう状態を発症してしまう危険性もあります。

イメージ


今回の鶏の卵のニュースを聞いて、人間の欲望を満たすために鶏さんが犠牲になってしまうことが、なんとなく可哀想に思えました。
動物の植物も自然ではなくなっていき、どんどん作り変えられていくことに違和感を感じます。

私は野生の動物に餌をあげることも好きではないです。
朝、散歩をしていると、舞鶴公園で野良猫に餌をあげている人、鳩に餌を撒いている人を見かけます。
野生の動物に餌をあげてしまうと生態系を崩してしまうのではないかなと思ったりしてしまいます。

モルディブに住んでいた時、モルディブのリゾートでも、サメやエイに餌づけをして、リゾートの周りに集め、それをエンターテイメントにしているところがありました。
その光景を見たときにも、ものすごく違和感を感じました。
海の生き物たちのことを考えれば、餌付けなんてやって欲しくないですし、自然な状態、ありのままにしていて欲しいと願っていました。

私たちは、自分たちの傲慢さに気づき、地球に生きている全ての命に思いやりと優しさを向けるべきだと思います。

生きとし生けるもの全てが、安全でありますように!
生きとし生けるもの全てが、健康でありますように!
生きとし生けるもの全てが、幸せでありますように!


葉月ようか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?