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おどりながらあるく
2023年9月29日 06:23
「戦う姫、働く少女」は、基本的には、かなり興味深く読んだのだ。かなり面白かった。しかし、時々あらわれるフェミニスト的文法に、かなり苦々しいものを感じた。その苦々しさの内実を、掘り下げて考えてみたい。トップバッターの「アナ雪」批評については、なるほどと思うことのほうが多かった。たぶん、以下の要約で、大体の論旨は捉えられていると思っている。ちなみに、本書で語られるフェミニズムの歴史を、以下
2023年9月24日 21:31
なんでこう、この界隈の人たちは、いまだに、独善的で、現場も世間も知らずに、言語操作ばかりに明け暮れ、悲憤慷慨に擬態した害毒を垂れ流し続けているんだろう。フェミニズムに類するものは、普段は避けるようにしているのだが、ふと、気になって、買ってしまって、読んでしまって、最終的に出てきた感想である。ほんとに、もう、この人たちは、困ったものである。二言目には、「労働、搾取、自由」の3点セット、三言
2023年9月11日 13:16
ジャニーズ狂想曲が一層の混迷を深めるニュースがいくらでも後から後から垂れ流されて、嫌な世の中である。そんなことを思いながら、「きの食べ」における重要登場人物の職業が、弁護士と芸能マネージャだったのは、なんだかとても先見性のあったことだったのかもしれない、と、ふと、思った。ふたつの世界は、地味か派手か、公共的か営利的か、という軸で見ると、実に対照的なわけだけれども、実は、どちらの仕事も「利害の調