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心地よさをくれる人たち【30-DAY SONG CHALLENGE㉘歌声が好きなアーティストの曲】

こんにちは、演劇ソムリエのいとうゆうかです。

梅雨が明けなくて鬱屈としています。が、いつの間にか暦は完全に夏で、例年みたいな夏らしいイベントもなく、少しずつ変わるのは咲いてる花の種類だけだなと思う毎日です。

これは、パートナー(HN:式部)との30-DAY SONG CHALLENGEの記録。
30-DAY SONG CHALLENGEの簡単な説明は以前のnoteに書いてるので、知らない人は読んでみてくださいね。

今日は28日目。今日のお題はこちら。

Day28 歌声が好きなアーティストの曲

私:James Blunt - You're Beautiful

正直、素敵な歌声のアーティストなんてたくさんいすぎて一人に絞れないけど、この時はこの声で"You're beatiful"と言ってほしかったのかも。

日本でもCMソングに使われたりドラマの挿入歌になったりと、元々馴染みのある曲だったけれど、私の場合は「ビューティフル・ソングス~ココロ デ キク ウタ~」というオムニバスCDが家にあってその中にこの曲が収録されていたので、よく聴いてた。

MVを最近になって初めて観たのだけれど、割と謎演出でちょっと戸惑います。

雪の降る中、崖の上に立っているジェームス・ブラント本人が服を脱いで靴までそろえて、ポケットの中のものを丁寧に出して海に飛び込むワンカットのMV。自殺を彷彿とさせる一連の流れ。

それもそのはずで、歌詞全体のストーリーをまとめて言うと、「地下鉄で見かけた元恋人を見かけた。きれいだった。違う男と一緒にいたけど。やっぱりもう一緒にはいられないんだね」という感じ。

美しい声と旋律と"You're beautiful"という言葉に、なんとなく心が安らぐけど、歌詞を注意して聴くと映像も相まって切ないというか陰気。しかしそこがいい。基本的に思考が内向的な私には合いました。

ただし、米市場調査会社「OnePoll.com」の調査では、この曲は「史上最も苛立たせる曲」の1位に選出されてしまったとのこと。理由は売れすぎてどこに行っても流れているから、みんな聴き過ぎでうんざりしてしまったようです。理不尽な扱いを受けているのも、この曲らしい…。


式部:Lisa Mitchell - Neopolitan Dreams

さっきとは打って変わって、ちょっとチープさもあるメルヘンな映像と曲調が可愛い。でもMVがワンカットっていう共通点がある、偶然。

式部さんは自分で色々プレイリストを作ってて、そのうちのひとつ「昼間っからチルアウト」とかいうプレイリストに入ってる。朝起きた時とかに時々聴いてた。

どうやってこの曲と出会ったの?と聞くと、「海外のロングボードの動画のBGMで使われてて一目惚れ」だそう。私はここでロングボードが分からなったのでググった。

この曲は、というかリサ・ミッチェル自身、日本ではそこまでの知名度はないみたいなので、日本語のWikipediaとかもなくって情報を集めるのがなかなか難しかった(式部さんはマニアックな音楽を教えてくれることが結構ある)。

でも調べてると、やっぱりこの甘い声には日本の音楽ファンにも定評があるみたいです。

近年の曲も聴いてみると、少し大人っぽくなったこの心地よい声が聴けました。下の"The boy"と言う曲は、MVの内容も少しほろ苦くも貴重な青春の1ページのようなストーリーにうっとり。

他者と少しでも感動を共有することで、自分の価値観とか感性がアップデートされるのが好きです。音楽だけじゃなく、もちろん私のホームだと思ってる演劇でもそう。このシリーズはあと2回でおしまいだけど、私が生きてる中で話したり書いたりどんな形式であれ何かを発するということで何かが生まれ直したらいいなと思う。切に。

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