アイデア創造の秘訣
何度考えても、いいアイデアが浮かばない。浮かんだとしても、それが成果につながらない。そんなお悩みがある方に、実績に裏付けられたアイデア創造の秘訣を公開します。
成果を得たい方、お金を生みたい方は、目からウロコのこの秘訣を是非ご覧ください。
1.多くの人が陥るワナ
2.ワナの正体
では、それぞれのワナを解き明かしていきましょう。
①何の準備もしないで考える
ネットをダラダラ見ていても、いつまでたっても良い材料は集まってきません。もっとも大事であり、土台となる材料は「成し遂げたいゴール」です。 これをどれだけ明確にイメージできているか。ゴールを問われた時に自信を持って答えられるのかがバロメーターです。
材料は多くあればいいというものでもありません。 先入観の元となり、発想の邪魔になったりするからです。 ゴールだけはしっかり持つ。これを徹底しましょう。
②絶対譲れない線を考えない
アイデアは何でもいい、というわけではありません。 何をしたい、が「明確なゴール」だとすれば、絶対譲れない線とは「何をしたくないか」のことです。 努力や我慢は必要ですが、本当にやりたくないことは、初めから明確にしておきましょう。
それともう一つ。「出口戦略」を持つことです。 簡単にあきらめろ、と言っているのではありません。 明確に「ここまでにできなかったらやめる」という出口戦略を持っている人は、 ダラダラと「やればできる」と思っている人よりもゴールに向けての努力の質と量のレベルは高くなります。
「やりたくないこと」と「出口」を考えておくことによって、的外れのアイデアを防止することになるのです。
③最初から最高を求める
ゴールを「年間1億の売り上げに到達」とし、 出口戦略を「3年間で到達。回収期間を5年」としたとしましょう。
そして、商品コンセプトの立案と市場調査をスタートし、 コスト削減のための素材の研究開発をし、 ラインを改良し、 販売店確保に走り回り、 広告の検討に時間を費やし、 気がついたらすでに3年が経っていた。 笑い話にしかなりません。 大企業ならいざ知らず、お金に限りがある中小規模の企業では死活問題です。
大切なことは、コストをかけずプロトタイプを作り、 少量でいいので市場に出し、改良していく。 つまりアジャイル、デザイン思考です。 アイデアは「早い」「大量」に勝るものはありません。
3.アイデア創造の秘訣
を頭に入れた上で、いよいよアイデアを考えていきます。
私がお勧めする方法はいたってシンプル、明快。 二つのことを守ってもらうだけです。
【①:時間制限をして大量に出す】
じっと机の上でアイデアを考えてもなかなかいいアイデアが出ない経験は誰にでもあります。 風呂で、トイレでいいアイデアが浮かんだ、なんて話もありますが、 寝る間も惜しんで考え続けている結果だということを忘れてはなりません。
凡人がいいアイデアを出す秘訣その1の、
一つ目は 「時間を制限することによって、『あれは無理だ』とか『これは難しい』などという余計な考えが浮かぶことを防ぐこと」
二つ目は、その制限された時間の中で、「超」大量のアイデアを考えることです。
例えば「30分間で100個のアイデアを考える」という感じです。18秒で1個のアイデアを考えていくスピードです。 無理だ、と思う人は最初は50個でも30個でも構いません。 とにかく時間制限をして大量のアイデアを出すことです。
「この商品が日本全体に認知されるためのキャッチコピーを考える」とか 「売り上げがパッとしないこの商品を生き返らせるための方法」とか。 「1つ、2つしか出てこないよ」と言わず、馬鹿馬鹿しいと思えるアイデアも構わず出す。
アイデア出しの時には、大きめのポストイットに書いておきましょう。 そしてそれをホワイトボードに貼り出していきましょう。 カテゴリー分けしたり、組み合わせたりすると、どんどん洗練されたアイデアになっていくことが実感できると思います。
【②:1人でなく3〜5人で考える】
時間制限で大量のアイデアを出す作業を、もし5人でやったら。 重複はあるかもしれませんが数倍のアイデアにはなるでしょう。
みんなで考えたアイデア(ポストイット)をホワイトボードに貼り出してみる。 全員でカテゴリー分けや組み合わせ、さらには新しいアイデアをどんどん発言しあっていく。
賢人や成功者にも、知恵を具体化してくれる仲間がいたからこそ大きなことを成し遂げられたのです。 1人で考えるより複数人で考えた方が数も精度も上がるのは疑いようがありません。
そしてないより、一人で考えるよりずっと楽しいですし、アイデアも楽しいものになることは間違いありません。
4.おわりに
アイデアはたくさん持っている、いつでも考えられる、と言っている人とお会いすることが時々あります。 しかし、多くの人のそれは「アイデア」ではなくて「評論」です。
どこかに書いてあることに対して「いい」「わるい」を言っているだけなのです。 試しに「なるほど、あなたならどうされますか?」と言ってみると、これまたどこかから借りてきたようなことしか口から出てきません。 それだけ良いアイデアを持っている人というのは、世の中に少ないのです。
今、このnoteを最後まで読んでくださったあなた。
の二つの秘訣を是非実践してみてください。
一度やってみると効果を実感していただけるはずです。
そして「良いアイデアを持つ数少ない人」になれる、とお約束します。 そしてどんな課題に対してもこのやり方は有効です。 是非アイデアが欲しい時の有効なツールとして活用してください。
今日、明日、今までにない素晴らしいアイデアが生まれますように。
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