【読書感想文】漫画「葬送のフリーレン」
久々に「漫画」という作品を買いました。作者の構想や技術、想いがこんなに詰まった作品を、新品でも500円で買えるなんて安いもんですね。
なんかのメディアで『2021年漫画大賞』に選ばれたとかで話題と知ったのが購入きっかけ。
※以下、ネタなしです
■舞台は「勇者たちが魔王を倒した後の平和な世界」
これまでは「勇者たちパーティーがいかに魔王(大きな敵)を倒すか」がストーリーとして展開されてきたものが多かったですが、この漫画は第一巻の第一話から〈王様〉「魔王を倒し、ご苦労であった・・・」的なところから物語が始まる。
■人類とエルフ(妖精)
そこにいるパーティーは4人。勇者・賢者・戦士は人間。
そして魔法使いはエルフと呼ばれる種族。⇐主人公
人類の寿命は百年そこそこだが、エルフは千年も生きると言われている。だから、エルフ以外の世界を救った人間達が次々に死んでいっても、エルフだけは若々しく生き続ける。つまりは主人公のエルフは人間をずっと、何世代も”見続けなければならない”ということ・・・
■平和な時代にどう生きる?
エルフは共に戦った仲間が寿命を迎え死んでいった後も、一人で「人生の旅」を続ける。そこで想う事とは・・・?
今の時代に即してますよね。もう十分平和になったはずなのに、その瞬間は「平和を得られた感動」があったはずなのに、人々はそれをすぐに忘れ、世代を重ねればあらゆるものが風化し忘れ去れていく。
今も漫画は続いてます。今後のストーリーが気になります。
【追記】
GWが消滅しましたね。たまには漫画でもどうですか?
大人になってお金を持ったはずなのに、あの「全巻大人買い」するときの興奮(罪悪感?)。
そしてエアコンの効いた部屋で、冷えたジュースでもなんでも好きなものを飲みながら、でろんとソファに横になって好きな漫画を開く。
少年少女に戻ったようじゃないですか。なのに、財布を開けたら中高生の時よりもお金が増えているし、親も誰も怒りに来ない。邪魔な兄弟もいない。
たまにはそんなGWも、どうですか?
漫画、読み疲れたら外に出ればいい。新緑が綺麗な季節ですよ。
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