26歳独身男のオーストラリア滞在記 Day18
今日の一言
「立って歩け 前へ進め あんたには立派な足がついてるじゃないか」
by エドワード・エルリック(鋼の錬金術師)
昨日は私の過去について話した。
ここからは私の未来について話をしよう。前にも話したかもしれないが現在私はTAFEという専門学校に入ることを目標に掲げて日々英語学習に励んでいる。
TAFE(Technical and Further Education)を簡単に説明すると
州(日本でいうところの○○地方)が運営するコースが盛り沢山な専門学校と思ってもらえば差し障りだろう。
そしてこの学校の重要な点は 高い語学力さえあれば 留学生でも入学可能で、卒業後はオーストラリアで即戦力として仕事を手に入れることもたやすくなることである。
オーストラリアに来る前はノーマークだったが、こっちでの生活が落ち着きだして色々情報を集めていると、TAFEのコースの中に"Laboratory Technology"というコースがあることを知った。
このコースはバイオテクノロジー、環境科学、食品技術など、さまざまな分野で活躍できる技術者もしくはそのアシスタントを育成するためのコースで、私が今までやってきた実験操作や分析の心得などの考え方をそのまま活かせる可能性のある私にとっては夢のようなコースだ。
もし入学出来て2年間のコースを修了できたら、日本でやれなかった自分主体の研究開発をできるかもしれない。
そうでないにしても日本で働いていた時の倍以上の年収を稼ぐことができるかもしれない。
仮にクビにされて帰国せざるを得ない状況になっても、日本で正規の研究員として雇ってもらえる可能性がかなり高い。
そのためにはIELTSという英語を読む・書く・聞く・話すの四拍子が揃った激ムズな試験で5.5-6.0 / 10点以上を取らないといけない。
これをTOEICに換算すると750点以上の英語力が必要となる。
(TOEICは読み書きだけなので、実際の難易度はこれよりはるかに高い)
実は試験で点数が足りなくてもTAFEに入る方法がある。
それは語学学校で進学専用のコースを一定期間受けて推薦をもらうことだ。
しかしこのコースを受けるには条件がある。
それはUpper-Intermediate (5/6) 以上のクラスに8週間以上在籍すること。
現在、私のクラスはPre-intermediate(3/6)で残り10週間でintermediate(4/6)にあがることは出来てもUpperには上がれずに帰国するだろうと予測している。
なので私がTAFEに入学するために必要なものは以下のとおりである。
・IELTS5.5-6.0 / 10点以上相当の英語力
・追加の語学学校の学費+専門学校の学費+その間の生活費
これらを達成するために12月末に帰国してから約1か月後の2024年2月に、
今度はワーキングホリデービザを使ってオーストラリアへまた来ようと思っている。
ワーホリの一年間を利用してお金を稼ぎ、英語も勉強する。
半年経った段階で一度IELTSを受験する。
その結果次第で入学準備を進めるか語学学校に再入学するかを決断する。
これが今自分が導き出せる唯一無二の最善プランだ!
一度は諦めた研究者になる夢を今度こそかなえられるチャンス!
それに向けてようやく走り始めることができました!
渡豪前は何も得られずに鬱になって帰ってくるんじゃないかと不安が強かったが、オーストラリア生活が1ヶ月もたたないうちに明確な目標が定められたのはこれ以上ないほどの収穫だ。
いつかこのラットレースから抜け出せる日を夢見て今を犠牲にしてでも心血を注ぎたい。
ただそれだけ。
ゆうやけ
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