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自己紹介

こんばんは、中桐ユウといいます。

今日からすこしずつ、思うことや誰かに届けたいことを書きたいと思います。

まずは私のことを簡単に紹介させてください。


私は、某大学で「人類学」などを専攻する大学院生です。

ふだんは、海外でフィールドワークをしたり、論文を読んだり書いたりしています。

「ユウ」というのは、本名ではありません。

でも私にとって、じつはとても思い入れのある名前です。

私は、いわゆる「LGBT」と表現されるような、セクシャルマイノリティです。

どのようなカテゴリーになるか、かんがえるのはやめました。

ただ、性自認が男性のひとよりも、女性と付き合ったことのほうがずっと多いです。

「ユウ」というのは、私が新宿二丁目や、レズビアンイベント(※1)に通っていたころに呼ばれていた名前です。

「通っていたころに」という言いかたをしたのは、大学院進学のために遠方に引っ越してから、二丁目に通うことは難しくなり、あたらしい土地でマイノリティの友人をほとんどつくらなかった、という経緯があるからです。


「ユウ」とよばれなくなってから長い月日が経ちました。

私はそのあと、生まれてはじめて男性と付き合ったり、別れたり、アウティング(※2)をされたり、モデルのような仕事をしたり、うつ病になったり、摂食障害になったり、海外に滞在したり、いろいろなことがあったのですが、なんとか大学院生をつづけています。

それぞれのことは、また別の記事でゆっくり書きます。

どこかで誰かが、これから読んでくれるといいなと思います。

よろしくおねがいします!



※1 「レズビアンイベント」といっても、じっさいにはレズビアンやバイセクシャルなど多様なひとたちを含む、女性限定のクラブイベント

※2 本人の了解を得ずに、本人が公に公開していない性的指向や性自認などの秘密を暴露すること

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