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過食嘔吐の依存的要素をこんな方法で減らしてみる?

過食嘔吐は心の問題。
ちょっとずつこの事実が周知されてきていますよね。


依存が何で起こるか知っていますか?
いくつか原因はあるのですが、その中のひとつとして、「条件付け」があります。


過食嘔吐などの行動は、過食嘔吐をした後に感じられるプラスの状況によって、強化学習されて習慣になることを「条件付け」と言います。


例えば勉強や仕事などで行き詰まったとき、ホットココアなどの甘いものを飲むと「ほっ」ってしますよね?


それと同じで実は食べ物を口にすることで私たちは心地よい感じを味わっていたり、吐くことですっきりしている。そしてその体験が次の過食嘔吐を招いてしまうのです。

たとえば梅干をみたら、口がすっぱくなるのと同じように・・・

ある食べ物をみたらもしくは、ある時間になったら食べたときの快感を思い出して食べずにはいられない、ソワソワしてしまうということが起きます。


食べたり、吐いたりして60秒のうちに起こったことが脳に記憶されますので、そのあとにくる自己嫌悪や罪悪感、焦りは過食嘔吐と結び付けられないんです。


文章で表すのが難しかったので図にしました。


過食嘔吐のすぐ後に感じる安心感、そう快感、満足感などの代わりになる不快な状況を作り出すことが、過食嘔吐の依存的要素を減らすことができるんです。


例えば食べたら、絶対臭いにおいをかぐ・・・とか何か工夫できないかなと一度考えてみるわけです。

もしくは別の行動をすれば快感が生まれるようにできないか。過食嘔吐の代わりになるものはないかと考える。


もちろん、過食嘔吐には様々な原因がありますので、このことだけで治るというわけではありません。


でも依存的要素はだいぶ減るんじゃないかなと思います。ひとつの手段として検討されてもいいかもしれませんね!

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