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ダメ出しという凶器

あなたは、家族や先生、上司からダメ出しをされたことがありますか? こんなことなんでしたの? なんでできないの? そんなこと言っちゃダメ!やめなさい! 私は、たくさんたくさんダメ出しをされて育ちました。 小学校のころから、 問題を理解できているのに、単純な計算ミスをして点数を落とす… アポの日程を間違えてお客様に怒られる… など、凡ミスをたくさんしてしまう人間でした。 ダメ出しは脳の機能を止める以前、お金に関する数字を間違ってしまい、大クレームに発展してしまったことがあ

    • 何を食べるのが正解?

      何が正解か分からない最近は、本や雑誌、テレビに加えて、ブログやSNSなど…情報が溢れかえっていて、真反対のことがどちらも正しいことのように書かれていたりしますよね。 特にダイエットについては、次々と新しい情報が出てきて、ブームがそのたびに起こって…「より簡単でより即効性がある方法だと言われるとついついやりたくなる心理」をうまーく操作されている気がします。 摂食障害を長く患っていると、 摂食障害になる以前は何をどのくらいの量、いつ食べていたのか思い出せなくなり恐怖で動けなく

      • 失敗が怖かった

        失敗が怖かった、成功も怖かった私は常に失敗を恐れていました。 失敗するのが怖くて動けずにいたのです。 できないやつだと思われるのが嫌で。 今思えば成功なんてしなくていいから、失敗だけはしたくないと思っていのかもしれない。 そもそも成功という言葉自体が怖かったのです。 結果を求められるのが怖かった。 だから、目標を決めるというのも大嫌いでした。 その心の奥底には、自分には出来ないんではないのかという恐怖がありました。 成功ってなんだろう 成功ってなんだろう。 最近よ

        • 見た目で判断される世の中を生きる

          摂食障害になった女子たちは口をそろえて言います。 「私は、ただ痩せて可愛くなりたかっただけ」 私もそうだった。 可愛くなって好きな人を見返してやりたかった。 だからダイエットを始めました。 そのうち普通食嘔吐になりました。 そして、気づいたら過食嘔吐になっていました。 この世の中は見た目で判断されることが本当に多い。 これは事実だと思います。 可愛い人のインスタや、twitterはフォロワーが異常に多いし、 「ねむい」ってその子がつぶやくだけでいいねがびっくりする

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          摂食障害を手放したい自分と手放したくない自分

          摂食障害克服ナビゲーターあすみです。 克服ナビゲーターとして活動している私ですが、11年もの間、毎日毎食の過食嘔吐から抜けれずにいました。 ある道場に行って、摂食障害の根本原因を知ってからも、2年間は変わらず毎日毎食の過食嘔吐。 そのときの私の中には、”過食嘔吐を抜け出したい自分”と、”過食嘔吐を抜け出したくない自分”の2人がいたんです。 矛盾する自分過食嘔吐を毎日している自分はクズ。 歯も悪くなるし、お金はもったいないし、時間ももったいない。 と思いながら… 過

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          本音を言えない過去のわたしへ

          「こうやって言ったら相手は喜ぶかな。」 「こういう行動すれば相手はいい気持ちになるかな。」 って考えられることはすごく素敵なことだよ。 純粋に相手を喜ばせたいって考えるのはきっと楽しい。 でも、今のあなたは同時に、 「どうすれば相手に好かれるだろう。」 「これを言ったら相手にがっかりされるかも。」 「冷たい態度をとられるかも。」 そんな風にずっと考えちゃうんだね。 嫌われるのが怖くて、 だから自分の気持ちや本心を押し込めてしまう。 しんどいね。息苦しいね・・・ 小さ

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          過食嘔吐の依存的要素をこんな方法で減らしてみる?

          過食嘔吐は心の問題。 ちょっとずつこの事実が周知されてきていますよね。 依存が何で起こるか知っていますか? いくつか原因はあるのですが、その中のひとつとして、「条件付け」があります。 過食嘔吐などの行動は、過食嘔吐をした後に感じられるプラスの状況によって、強化学習されて習慣になることを「条件付け」と言います。 例えば勉強や仕事などで行き詰まったとき、ホットココアなどの甘いものを飲むと「ほっ」ってしますよね? それと同じで実は食べ物を口にすることで私たちは心地よい感じを

          過食嘔吐の依存的要素をこんな方法で減らしてみる?

          世界摂食障害アクションデイ(World Eating Disorders Day)に思うこと

          世界摂食障害アクションデイが初めて開催されたのは2016年6月2日だったようです。 まだ3年。もう3年でしょうか。 私がこの活動を知ったのはつい先月のこと。 今日は東京で開催されるイベントに参加はできなかったのですが、私なりに考えたことがありました。 それは結構な人数の人たちがこの摂食障害で苦しんでいるのに、摂食障害は心の問題で現実世界のとらえ方にしんどさの原因があるという事実が意外と理解されていないなということです。 それは世間一般の人をはじめ、当事者、それから医療

          世界摂食障害アクションデイ(World Eating Disorders Day)に思うこと

          ネガティブな感情を受け入れる具体的対処法

          さまざまなネガティブな感情が波のように押し寄せてくることを少なからず経験したことがあるかもしれません。 体重が増えることへの恐れ、不安や、知っていてもなかなかうまく出来ない自分に対しての怒り、どうしようもなく悲しくなるなど。 ネガティブな感情とどう付き合っていくかを考えるとき。 考え方を変えることでネガティブな感情を抱きにくくすることも可能です。 ただ、そうやって頭で分かったとしても、すぐにはできないし、どうしようもなく感情の波に飲まれそうなときもありますよね。 (私

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